世界の終わりを示唆?真っ赤な血の涙を流し続ける滝

2014年08月18日 20時30分

2014年08月18日 20時30分

YouTube/Unexplained Universe
YouTube/Unexplained Universe

南極大陸のテイラー氷河には、真っ赤な血のような水を流す滝があるという。500万年ほど前、海の水位が上がったときにできた氷河の中の湖から流れ出ているこの滝は、見た目のとおり「血の滝( Blood Falls )」と呼ばれている。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=P_fzqq0LdZ8[/youtube]

地球が血をながしているようなおぞましい光景

なんお知識もなくこの光景を見れば、”世界の終わり”を予期していると考える人もいるだろう。「氷河自体が、巨大な未確認生物だったのでは?」と思う人もいるかもしれない。

しかし、このおぞましくダイナミックな現象は、人の目では見ることもできない小さな小さな微生物の仕業だというのだ。

南極という苛酷な地であることから、ほとんど調査の手が及ばず、いまなおそのメカニズムは解明されていないが、この真っ赤な血の正体は、氷底湖に閉じ込められた微生物だとも言われている。

苛酷な環境を生き抜く微生物

赤い物質の中には、鉄分とタンパク質が含まれているそう。これは、太陽の光が届かず、食糧源が全く存在しない氷底湖で生き抜くために、微生物たちがなんらかのエネルギーを排出し、その結果として分解された鉄分や硫黄などが含まれた湖水が地上に染み出し、そこで酸素と結び付いて酸化、真っ赤な滝となって流れ出ているとされている。

とてもロマンのある話だ。

注目の記事