【乳幼児揺さぶられ症候群】イライラしても良い、でも絶対に揺さぶらないで!!【赤ちゃんは泣くのが仕事】

2013年12月03日 09時00分

2013年12月03日 09時00分

YouTube/厚生労働省動画チャンネル
YouTube/厚生労働省動画チャンネル

眠っている姿や、にっこり笑った顔は可愛くて天使のよう。ところが育ててみると、“何をどうやっても泣き止まない”。そんな赤ちゃんを前に途方に暮れ、時にはいらだってしまうのが育児の現実だ。

昼夜なく続く育児は思った以上にハードで、心身共に疲れるものだ。カッとなり、中には赤ちゃんを激しく揺さぶってしまう人もいる。赤ちゃんは、激しく前後に揺さぶると泣き止むこともあるが、泣き止んだ理由は脳震盪などによって脳に傷害を受けたためであって、欲求を満たして泣きやんだわけではない。このような乳幼児揺さぶられ症候群(Shaken Baby Syndrome)防止のため、厚生労働省はYouTubeに『赤ちゃんが泣きやまない』を公開した。以下、動画の内容を紹介するので参考にしてほしい。

◆決して激しく揺さぶらないこと◆

赤ちゃんの脳と頭蓋骨の間にはすき間があるため、激しく揺さぶることにより脳の血管や神経が傷つき「言語障害 学習障害 歩行困難 失明」などの後遺症が残ることがある。また、最悪の場合脳が腫れ、死に至ることさえある。無理に泣き止ませようと、激しく前後に揺さぶることは絶対にしてはいけない。

◆赤ちゃんの泣きへの対処方法◆

(1)赤ちゃんが欲しがっているものを確認してみよう。

  ミルク 抱っこ おむつを替える 暑がっていないか

(2)赤ちゃんがお腹にいたときの状況を思い出させよう。

  おくるみでくるむ 

  体内にいた時の血管の音に近い音を聞かせてみる

 ・『シー』という音を発してみる・ビニール袋をクシャクシャさせる・掃除機の音

(3)ドライブにいくなど心地よい振動で泣き止むことも。

それでも泣きやまないときは、赤ちゃんを安全な場所に寝かせて、その場を離れて自分がリラックスしてもいい。少ししたら戻って様子を見て、熱があるなど心配なら医療機関を受診しよう。

赤ちゃんの泣きにはピークがあり、通常は生後2カ月目くらいだそうだ。ピーク時には、何をやっても5時間以上泣き続けることさえあるという。そんな赤ちゃんを前に、自分も大泣きしてしまったという人もいる。後から考えると笑い話のようなことも、当事者には深刻な悩みだろう。でも、そんな時期は必ず終わるし、赤ちゃんは泣くのが仕事だからしかたがない。激しく揺さぶってはいけないが、「通常の高い高い」や「横向きの抱っこであやす」などは問題ないので神経質になり過ぎず、今だけの触れ合いを楽しんでほしい。

 

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