2013将棋賞金ランキングは1億255万円で渡辺2冠が初首位、将棋でお金が貰えるのは?

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将棋

足成

日本将棋連盟が「2013年獲得賞金・対局料ベスト10」を発表、渡辺明棋王・王将が、1億255万円で初のランキング首位となったことが分かった。

毎年この時期に発表しているランキングでは、これまで羽生善治王位・王座・棋聖が15年連続で首位を獲得していた。その羽生3冠は7281万円で2位、森内俊之竜王・名人が5503万円で3位となっている。

以下4位から10位までは、郷田真隆九段(3453万円)、丸山忠久九段(2912万円)、佐藤康光九段(2720万円)、行方尚史八段(1821万円)、谷川浩司九段(1818万円)、久保利明九段(1788万円)、三浦弘行九段(1633万円)だ。

2014年は、昨年竜王位を獲得した森内俊之竜王・名人が、初の首位を獲得するかに注目が集まりそうだ。ただし名人戦の挑戦者に羽生3冠が決定し、4月から7番勝負が始まる。また羽生3冠と渡辺2冠は王将戦で対決中であり、まさに三つ巴の戦いが続いている。

さて「将棋でどうしてお金が貰えるの?」と思う人がいるかもしれないので、簡単に説明しておく。

新聞のどこかに将棋の盤面が印刷されているのを見た人もいるだろう。これは新聞社が○○戦などの棋戦で行われた棋譜(きふ:将棋の指し手を記録したもの)を解説付きで掲載しているものだ。最近ではインターネット中継なども行われているが、こうした将棋の内容を独占して公表する権利を、新聞社などが日本将棋連盟と契約しているものだ。その契約金が棋士(きし:将棋や囲碁を行う人のこと)への賞金や対局料などになっている。

強ければ強いほど対局が増えるので対局料も多くなり、棋戦で上位に入ったりタイトルを獲得したりすると賞金も入ってくる。これを集計したのが「2013年獲得賞金・対局料ベスト10」だ。

棋士としての収入は、これ以外にも原稿料や印税、アマチュアへの指導料、講演料などがある。もちろん強い棋士や活躍している棋士には、原稿や講演の依頼も多いので、必然的に収入全体が多くなる。まさに実力の世界と言えるだろう。

日本将棋連盟「2013年獲得賞金・対局料ベスト10」

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