すき家が一斉リニューアル、都内では289店舗中の32店舗が一時閉店

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すき家リニューアル

県田勢

牛丼チェーンの「すき家」で、一時閉店が続出して話題になっている。

3月に入り次々にリニューアル閉店

すき家の閉店が話題になり始めたのは、3月に入ってから。3月も中旬になると全国あちこちで閉店した店舗の写真がアップされるようになり、20日にはさらに多くの閉店が明らかになった。

すき家は都内で289店舗を展開しているが、同社サイトの店舗案内でチェックすると、現在32店舗が「パワーアップリニューアルの為、一時閉店させていただきます」となっている。日付は多くが3月20日だが、3月1日の店もあった。

市区別に見ると、多いのは江東区(17店舗中4店舗)と大田区(23店舗中4店舗)だが、江戸川区(13店舗)や港区(15店舗)のように閉店がゼロの市区もある。

写真は江東区の南砂店のもので、1か月以上の閉店を告知している。こうした日銭の入る商売では、リニューアル工事などは極力短期に終わらせるのが普通であることから、よほどの事があったと推測できる。

大きな原因は人手不足?

店舗案内にある「パワーアップリニューアル」だが、ネットにアップされた店先の張り紙の中には「従業員の不足」「機器のメンテナンス」と具体的な理由を書いたものもあった。

実は2月に始まった「牛すき鍋定食」「とろ~りチーズカレー鍋定食」「野菜たっぷり牛ちり鍋定食」の鍋メニューに手間がかかりすぎることから、ネットに従業員やアルバイトと思われる人達の不満の声が多く寄せられていた。

時給をアップしてバイト募集中

同社サイトのアルバイト募集のページを見ると、先の江東区では1030円スタート、大田区では1080円スタートと、他のファーストフードチェーンと比較して、数十円高い時給を提示している。やはり人手不足は事実のようだ。

ゼンショーグループの店舗数は2月末時点で4789店。その内、すき家は全国に約1950店舗を展開している。どのくらいのすき家店舗が閉店しているのかは不明だが、都内で約1割強であるのを考えれば、全国で200店舗程度だろうか。

それだけの店舗が約1か月閉店すれば、売り上げに与える影響は大きい。その上、アルバイトの時給をアップしたことで人件費増も確実だ。同社の業績がどうなるか見ものだ。

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