消費税アップ後のシステムトラブル、こんなものがありました

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自動券売機

足成

4月1日から8%にアップした消費税。購買動向や便乗値上げのニュースが目につく中、少なからぬトラブルも発生した。

小売店のレジシステムトラブル

大手スーパーの西友やいなげやでは、レジシステムの不具合により開店が遅れたり、臨時休業したりするトラブルがあった。

多くのチェーン店でPOS(Point of saleの略、販売状況や在庫管理などを集中して行うもの)システムを導入しているため、不具合があると影響が大きくなりやすい。いなげやでは首都圏の店舗など45店が臨時休業となった。

交通機関の運賃トラブル

東武バスでは、電子マネー利用客から本来1円単位の料金であるはずが、現金払いの10円単位料金を徴収するミスが発生した。

今回の増税では、公共交通機関で1円単位の料金導入が話題になった。電子マネーの利用客が増えたことによる対応だが、より多様な運賃形態になったことで、トラブルを予想する声もあった。

また1円単位運賃の導入を見送った関西圏の鉄道会社では、関東近辺の1円単位運賃を利用した後の電子マネーで入場できないトラブルがあった。利用客には切符を購入してもらったそうだ。

運賃トラブルを防ぐには

運賃トラブルは消費税アップ前から発生している。2月には京成電鉄で消費税アップ後の運賃を適用するミスが発生。3月末には京浜急行バスで運賃を過徴収するミスが明らかになった。後者は消費税アップとは直接関係ないものの、消費税導入に伴い更新したプログラムのミスだった。

報道によると、京浜急行バスのトラブルでは1回の乗車で3回の料金を徴収したこともあったそうだ。財布からお金を3度出すことは考えられないが、残高が減るだけの電子マネーでは見逃す人もいても不思議ではない。

いっそのこと鉄道会社などが「料金の過誤を発見、連絡してくださった方には感謝状を進呈します」とでもしたら、全国の鉄道ファンの心を動かすのではないだろうか。もちろん法的に問題があるかもしれないし、関連省庁が渋い顔をするかもしれない。

しかしミスやトラブルを完全に防ぐことができない以上、発見が遅れて大事になるよりは、いち早く発見、対応するためファンに協力を求めても良いのではないだろうか。

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