国土交通省と内閣府が防災アプリを一般募集、領土表示には要注意

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国土交通省

県田勢

国土交通省と内閣府が中心となり、防災アプリの公募を行っている。

防災アプリの普及が目的

国土交通省国土地理院、国土交通省水管理・国土保全局、内閣府防災担当が共同で公募している防災アプリは、現在構築中の防災地図共用データベース(仮称)を活用して災害時の避難誘導等を図るためのもので、防災アプリの互換性・信頼性の向上、より多くの防災アプリが普及することを目的としている。

応募資格は個人、グループ、法人のいずれも可(中学生以下の応募は保護者か監督者が必要)で、複数アプリの応募も可能。ただし応募者が応募するアプリの知的財産権を有していることが条件だ。またアプリはパソコン、タブレット、スマートフォン、携帯電話のいずれかで動作するもので、Webアプリ、Androidアプリ、iOSアプリ、Windowsストアアプリ、iアプリ、S!アプリ、Ezアプリのいずれかとなっている。

全国展開などが必須条件

公募アプリには、必須条件として「取得した現在の端末の位置情報(GNSS・電子コンパスを基本とする)を利用」「容易に全国展開可能であること」などや、推奨条件として「必要な情報は基本的に端末側に保存しておく」「端末位置を取得し、分布状況等を国土地理院が指定するサーバーへ別途規定する技術仕様に従い送信する機能を盛り込む」などがある。

今後のスケジュールは、4月30日に応募受付締め切り、6月下旬に中間成果受付、可能な場合にはデモンストレーションへの参加があり、9月中旬が最終成果提出締切りだ。

賞は国のお墨付き

公募作品に対して賞や賞金などはないものの、10月中旬に優良アプリケーションの認定が行われるそうだ。製作者の腕試しと言ったところだろうか。

ただアプリの知的財産権を持っていれば良いので、条件を満たしていれば、既存の防災アプリや、その改良版でも応募は可能。また将来的に有料化を計画しているものでも、この期間中に無料であれば応募できる。

なお「地図表記について我が国の領土・主権に関する主張の方針と一致した表示がされるもの」となっている。この点を忘れてはいけない。

■国土地理院「防災アプリの機能向上に向け公募を実施」
http://www.gsi.go.jp/kikaku/kikaku20140410.html

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