自転車窃盗のうち約12万件が施錠あり、もはや単独の鍵では盗難を防げない

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自転車の鍵

警察庁

平成25年に起きた自転車窃盗の概要が明らかになった。

自転車窃盗は減少するも、割合は増加傾向

警察庁発表「自転車盗の発生状況と対策について」によると、平成25年に発生した自転車の窃盗は30万5003件。過去最多の平成13年の52万1801件から減少傾向にある。ただし全刑法犯に占める割合は、平成25年は約23%となった。昨年、一昨年と割合は減少していたものの、平成15年頃からの上昇傾向が続いた格好だ。

盗難にあった自転車の内、鍵をかけてなかったものが約60%だが、反対に言えば鍵をかけてあっても盗まれた自転車が約12万台あったことになる。

警察庁はシリンダー錠を推奨だが

平成25年11月から12月にかけて全国で行った特別調査では、盗難にった自転車の中で鍵をかけてなかったものは25.4%。鍵をかけてあったものでも、プレス型が40.6%、シリンダー型が18.2%、その他(チェーンロックなど)が15.8%だった。

警察庁ではプレス型の危険性が高いとして、ホームセンターなどの業界にシリンダー型の普及強化を要請したとのこと。確かにプレス型の盗難割合が多い。しかしこの結果を見る限りでは、シリンダー型をしていても盗難を防ぐには至らないようだ。

ダブルロックや地球ロック推奨

そこでどうするかと言えば、盗む気を無くすように鍵を増やすくらいだ。シリンダー錠に加えて、U字ロックや多関節ロック、チェーンロックを増やす。さらに自転車を単独で止めるのではなく、フェンスなどとつなぐ、通称「地球ロック」をする以外になさそうだ。

増税前の駆け込み需要で自転車がたくさん売れたとのこと。また4月から通勤や通学で自転車を利用する人もいるはずだ。盗難にあってから「しまった!」では遅すぎる。

■警察庁「自転車盗の発生状況と対策について」
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/bicycle_theft.pdf

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