脱法ドラッグ0.189グラム所持で送検、改正薬事法の摘発第1号

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逮捕,手錠

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改正した薬事法の摘発事件第1号があった。

脱法ドラッグを自宅に所持

報道によると、覚せい剤を使った罪で起訴されていた福岡市の男性が、脱法ドラッグなどと呼ばれる禁止薬物0.189グラムが自宅から見つかったため、薬事法違反の疑いで追起訴されたとのこと。

4月1日から改正が適用された薬事法では、指定薬物の所持や使用なども禁止になっていたため、今回の事件が初の摘発事例となった。

購入者や使用者も網に

これまで「脱法ドラッグ」「合法ドラッグ」などと呼ばれた薬物については、警察や厚生労働省の対応が追いついていなかった。

しかし昨年から薬物を包括指定して禁止する省令が開始し、今年に入り指定薬物が次々に追加されたことにより、多くの薬物に対して柔軟に対応できるようになった。

さらにこれまでは指定薬物の輸入、製造、販売陳列などが規制されていたが、4月1日から所持、使用、購入なども規制の対象となった。つまり製造側や販売側だけでなく、購入者や使用者の側も、手が後ろに回ることになった。

罰則は覚せい剤や大麻などに比べて軽め

単純所持による罰則は、覚せい剤が10年以下の懲役、コカインが7年以下の懲役、大麻が5年以下の懲役であるのに対し、指定薬物は3年以下の懲役か300万円以下の罰金だ。

他の薬物と比較して若干軽めになっているが、実際の運用が始まるのはこれからだ。禁止薬物が覚せい剤などの入り口になるとも言われているだけに、再犯や重犯につながらないような対応を望みたい。

■厚生労働省「平成26年4月1日より指定薬物の所持・使用等が禁止になります」
http://www.mhlw.go.jp/topics/2014/02/tp0205-1.html

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