やはり増税前の家電購入は失敗だった、消費者庁が価格調査結果を発表

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消費者庁が平成26年度第2回物価モニター調査の速報を発表した。

全体ではやや値下がり

同庁では、消費税アップの影響を把握することなどを目的に、昨年度から価格調査を行っている。今年度は4月上旬に1回目の調査が行われた。詳しくは「消費税アップ後、「税込み価格と税抜価格」表示が大幅に増加(4月12日)」を参考にして欲しい。

2回目の調査結果では、食料品は-0.9%、耐久消費財は-3.1%、雑貨・衣料等は-0.8%、サービズ等は+0.2%、全体では-0.9%と、やや値下がりの傾向が出ている。

豚肉とガソリンが値上がり

値上がりの大きな品目では、豚肉が+3.4%、ガソリンが+1.7%だった。これらは市況の上昇が原因であり、今後も値上がりの傾向が続きそうだ。

サービス等がプラスになったのは、ガソリンと灯油(+0.5%)の影響が大きかった。他の品目では、コーヒー、パーマネント(女性用)、レンタカーが変動なし、親子丼が+0.1、洗濯代が-0.1%、ハンバーガーが-0.3%だった。

電気冷蔵庫が大きく値下がり

値下がりの大きな品目では、卵が-2.9%、食用油が-2.6%、電気冷蔵庫が-7.0%、自動炊飯器が-4.6%だ。

イロリオでは、消費税アップ前後の価格の動きに対して、「増税前の駆け込み消費はむしろ損だった?【価格.com調査】(4月18日)」「消費増税から1ヵ月…モノの値段はどうなった?驚きの実態が明らかに!(5月11日)」などの記事を掲載してきた。

それらの記事と同様に、消費税アップ前に家電製品の購入がどうやら勇み足だったのが、同庁の調査でも裏付けられた。なるべく安く買いたいと考える消費者の思惑に売り手が乗じた格好だが、増税後は安くしなければ売れなくなっている売り手の苦境を垣間見ることもできる。

消費税の10%アップへは消費動向も鍵を握っている。今後も同庁の調査を注視して行こう。

消費者庁「【速報】平成26年度第2回物価モニター調査(価格調査)結果について(平成26年6月13日掲載)」

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