7月末時点で約900人のハイペース、梅毒患者が急増中

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性感染症の梅毒患者が急増していることが明らかになった。

昨年同時期の4割増

報道によると、国立感染症研究所が発表した全国の梅毒患者の報告数は、7月27日時点で888人。これは昨年の同時期と比較して約4割増のハイペースだ。

都道府県別では、東京都が最多の287人、以下、大阪府(123人)、愛知県(73人)、神奈川県(63人)、千葉県(39人)と都市部に多く報告が上がっている。

ドラマ「JIN-仁-」にも登場

梅毒は古くからある病気で、日本では江戸時代には全国に広まっている。近代になって抗生物質(ペニシリンなど)が治療に使われるまでは、不治の病だった。

TBS系列でドラマ化された村上もとかの漫画「JIN-仁-」にも登場し、主人公の医師が梅毒に苦しむ病人を救うために、ペニシリンを作成している。

根絶が難しい理由

逆に言えば、現代では治療可能な病気なのだが、症状が消えてしまう期間もあるため、自覚症状の無いままに性交渉などを行ってしまうこともあり、根絶はできていない。

初期症状が出るのは、原因となった性交渉などの約3週間後。感染部分(性器、口、肛門など)にしこりができたり、股の付け根がはれることもある。こうした症状は2~3週間程度で消えてしまうが、もちろん病原体が消えたわけではない。放っておくと更に症状が進んでしまう。

「おかしいな」と思ったら、近くの医療機関などで検査を受けるようにしよう。費用は様々だが、検査は3000円前後。診察料や治療費を含めても、それほど多額を必要としない。

また保健所などで無料の検査を行っている場合もある。インターネットなどで検索してみよう。

東京都八王子市「HIV・性感染症検査について」

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