サッポロと花王のノンアルコールがトクホ許可、消費者委員会「不適切」を覆す

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アルコール

足成

ノンアルコール飲料のトクホ表示が許可されることが明らかになった。

消費者庁の判断

共同通信の報道によると、ノンアルコール飲料の2商品について、消費者庁は特定保健用食品(トクホ)の表示を許可する方針であることが、関係者への取材によって明らかになった。ノンアルール飲料のトクホ許可は初めてのこととなる。

この2商品は、内閣府消費者委員会が未成年の飲酒へのきっかけになりかねないとして、8月5日に「特定保健用食品として認めることは適切ではない」との答申を出していたもの。

花王とサッポロの商品

2商品は、サッポロビールの食物繊維(難消化性デキストリン)の働きを示した飲料と、花王の茶カテキンを成分に含んだ飲料で、具体的な商品名などは不明。

サントリー食品のザ・テーブルソーダや伊藤園の黄金烏龍茶など、同時期に申請された同種の成分を含んだ飲料は適切との答申を得ていた。

答申が覆された理由

これまでにも消費者委員会が不適切と判断してきた商品について、消費者庁はその判断を踏襲してきた。

しかしトクホの要件が「食生活において特定の保健の目的で摂取する者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品」と定義づけられていることから、報道では、有効性が認められた2商品に対して許可を与えないのは困難と判断したとある。

ただし未成年者への悪影響が出ないように、何らかの配慮が加えられるよう検討も進められているようだ。

【参考記事】
花王とサッポロのノンアルコール飲料はトクホ不可、消費者委員会が答申発表(8月6日)

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