強姦や強制わいせつを厳罰化、松島みどり法務大臣が法定刑引き上げ検討を指示

Text by

  • 0
犯罪,逮捕,牢獄

123RF

松島みどり法務大臣が性犯罪に対して厳罰化の方針を明らかにした。

刑事局に指示済み

産経新聞の報道によると、11日に行われた合同インタビューの中で、性犯罪の法定刑の問題について質問されたのに対して、松島法務大臣が答えたとのこと。

そこでは「物を取った罪の方が女性の人生を狂わせるかもしれない罪より重いということにずっと憤りを感じてきた。国会議員として改めたいと思ってきた」や「性犯罪の法定刑の引き上げを含めた罰則のあり方を早急に検討するように、すでに刑事局に指示を出した。できるだけ早く進めたいと考えている」のように語ったとある。

松島大臣は、9月3日の就任記者会見でも同様の発言をしており、さらに一歩踏み込んだ格好だ。

刑事局とは?

刑事局とは、法務省において検察や国際会議や国際捜査などと共に、刑法や刑事訴訟法に関して企画や立案を行う部署で、国際課や刑事課、公安課などから成っている。

最近の立法例では、2010年に人を死亡させた犯罪で死刑に当たる罪の公訴時効の廃止したものや、2011年のサイバー犯罪等に対処するための法律(通称ウイルス作成罪)改正などがある。

松島議員の政策

以前の記事でも触れたが、松島法務大臣は就任以前から、こうした犯罪への厳罰化を公言している。ホームページでは「政策 大切なものを守ります」の中に「女性や子どもを性犯罪から守る」として、次の項目を掲載している。

刑法を改正し、「強姦」「強制わいせつ」に対する刑罰を重くし、仮出所の判断を厳しくします。(現行法では「強盗し、けがをさせた」ほうが、「強姦し、死なせた」よりも最低刑が重いのです。)
12歳以下の子どもを対象にした性犯罪の前歴者は、氏名、住所、写真を公表あるいは、GPS装置を足首に付けて24時間監視する、諸外国並みの「子供を守る再犯防止策」を導入します。
ストーカー犯罪や性犯罪、DVの抑止や捜査に当たり、警察官が被害者の恐怖感を理解するよう、体質を改めさせます。
性犯罪事件を、裁判員裁判の対象にするかどうかは、被害者の意向を確認する選択制とします。

この他にも「刑法・少年法を改正します。中学1年以上は警察の捜査や裁判、少年院収容の対象とします」「(生活保護の)不正受給の罰金、罰則を強化します」なども掲げている。今後の取り組みに注目しよう。

松島みどりホームページ「政策 大切なものを守ります」

【参考記事】
法務大臣に朝日記者だった松島みどり議員が決定、死刑執行はどうなる?(9月3日)

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking