ウガンダでマールブルグ熱により1人死亡、エボラ並みの高い致死率

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ウガンダでマールブルグ出血熱により1人が死亡したことが分かった。

80人を隔離

ロイターの報道によると、中央アフリカのウガンダで5日、マールブルグ出血熱により1人が死亡、80人が隔離されたとのこと。

死亡した男性は医療施設に勤務する30歳の放射線技師で、9月28日に死亡。男性の兄弟にマールブルグ出血熱の症状が出ているともある。

マールブルグ出血熱とは?

1967年、西ドイツのマールブルクなどで多数の死者や感染者が出たことにより確認されたウイルスによる出血性感染症で、エボラ出血熱と近いウィルスであり症状も似ている。

また現在の時点で有効なワクチンなどが開発されていないことも、エボラ出血熱と同じと言える。

感染者の体液に触れたり、感染した動物に接触したりすると感染する。潜伏期間は数日から1週間程度、発症は突発的で、発熱、頭痛などの初期症状から、嘔吐や下痢を伴うこともある。

研究途上のため、感染率や致死率は明確になっていないが、ロイターの報道では「9日以内に80%以上の確率で死に至る」としている。

これまでに爆発的な感染は確認されていないものの、今回のウガンダやケニアなどを含めた中央アフリカなどで散発的な感染報告があり、2008年には厚生労働省が注意喚起を行っている。

ウガンダとは?

アフリカ中央の東よりに位置するウガンダ共和国は、外務省のサイトによると、面積約24万平方㎞(本州とほぼ同じ)で人口は約3600万人。かつてイギリスの植民地だったこともあり、イギリス連邦加盟国でもある。

1980年代までは紛争や内戦続きで混乱していたが、1990年に入ると政情や経済も安定し、徐々に発展の傾向を示している。

2012年に秋篠宮同妃両殿下が公式訪問するなど日本との関わりも深く、セイコー・エプソン、ブラザー工業、サカタのタネなどの企業が進出している。

国立感染症研究所「マールブルグ病とは」

厚生労働省「マールブルグ熱に関する海外渡航者への注意喚起について」

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