ココイチのトッピング騒動、キャンペーンが企業価値を損ねることも

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カレーハウスCoCo壱番屋

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「カレーハウスCoCo壱番屋」でキャンペーンをきっかけに騒動が起きている。

キャンペーンとは

全国でカレーチェーンを展開する「カレーハウスCoCo壱番屋」で、開催中のキャンペーンをきっかけに騒動が起きている。

キャンペーンは、アイドルグループSKE48とコラボレーションしたもので、メンバーが推薦するトッピングの注文数を競う方式だ。

客が指定のカレーやトッピングを注文すると、推薦したメンバーが所属する組に投票したことになり、最も注文数が多かった組が特製のホスターになる。

さらに注文したレシートにより、公演を優先的に見ることのできる権利や、同社グループ商品券などの抽選に応募できる仕組みだ。

騒動はアルバイトのツイートから

騒動の発端は、同店で働いていると思われるアルバイトのツイートだ。

その店で、キャンペーンを目当てに大量のトッピング注文をした客があったようで、それを非難するとともに「まじSKEファン死ねよ」などとツイートした。

これが問題視され、ネット上で店員の働く店舗が特定されるに至って、ツイッターアカウントは「とりあえずごめんなさい」とツイートした後、現在は見られなくなっている。

ネット上では様々な批判が

騒動に対するインターネット上の反応は様々で、まずは「店員として言ってはいけない」のように、ツイートした店員の姿勢を疑問視する意見が多い。

ただしネット上で見ることのできる写真には、半熟タマゴを全体にかけてオムライスのようになったカレー、ソーセージを何十本も乗せたカレー、ロースカツを何枚も乗せたカレーなどがある。

そうしたカレーの写真を見たり、SKE48ファンらしき客が店内で騒いでいたとの状況を知ったりしたネットユーザーからは、客を批判する意見も起きている。

そして注文した数が投票につながるキャンペーンを開催した同社の企業姿勢が問題ではないか、と指摘する書き込みもあった。

販売促進が目的

こうした商品を購入したりサービスを利用したりした客を対象に行う懸賞を、一般的に「クローズド懸賞」と呼び、販売促進を目的に行われることが多い。

魅力的な賞品を用意することで、賞品の当選を目指して応募する人が増え、対象商品が売れるからだ。

ネットオークションでの売買

ただし商品そのものに興味が無かったり、消費できる以上に商品を購入したりする人の中には、商品をネットオークションで出品するもいる。

さらにはそうした応募する人目当てに、バーコードやシールなどを出品する人も出てくる。

「ヤフオク!」であれば、「アンティーク、コレクション」のカテゴリーから「広告、ノベルティグッズ」「食品のパッケージ」をたどると、いろんな出品があるのを見ることができる。今の一番人気は「キリン一番搾り嵐タンブラー」のようだ。

今回のキャンペーン対象メニューを注文したレシートも、何点か出品されている。さてどんな値段が付くだろうか。

現時点で未対応

キャンペーンページによると、10月中旬に中間発表をする予定とある。その直前になって、とんな騒動が巻き起こったものだ。

今回の騒動について、現時点で同社からの発表は無いが、どのような対応をするのだろうか。

対応如何によっては、同社を批判する声が大きくなるかもしれない。

「カレーハウスCoCo壱番屋」ホームページ

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