海の日が7月20日に戻るかも「自民党は伝統と文化を重んじる党」の理由付け

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自民党

県田勢

海の日が7月20日に戻る公算が大きくなった。

自民党内で了承

報道によると、23日、自民党の合同会議が行われ、「海の日」を7月の第3月曜日から7月20日に戻す祝日法(国民の祝日に関する法律)改正案を了承したとのこと。

17日の内閣部会では慎重な意見が目立ったが、この日の会議では「祝日の本来の意味が分からなくなる」「自民党は伝統と文化を重んじる党」などの意見が多かったそうだ。

議員立法により今国会での改正案成立を目指すとしている。

海の日とは

1876年、明治天皇が明治丸にて東北地方巡幸を終えられ、横浜港に帰港した日が7月20日だったことから、この日が「海の記念日」となった。

1995年、祝日法が改正され「海の日」として祝日となったものの、2003年に祝日法が改正され(通称:ハッピーマンデー制度)、7月の第3月曜日に変わっていた。

他のハッピーマンデーは

ハッピーマンデー制度は、月曜日を休みとすることで3連休を増やす目的で始まったものだ。

海の日以外には、成人の日(1月15日→1月第2月曜日)、敬老の日(9月15日→9月第3月曜日)、体育の日(10月10日→10月第2月曜日)がある。

この中で由来がはっきりしているのは体育の日だ。1964年東京オリンピックの開会式が行われたため、この日になった。

また「成人の日」は小正月に当たり、この日に元服をすることが多かったから、「敬老の日」は兵庫県で敬老会を開いていた「としよりの日」が起源とのこと。

「伝統と文化を重んじる」のであれば、成人の日や体育の日をハッピーマンデーに組み入れたことも怪しいものだが、都合よく「伝統と文化」を持ち出したに過ぎないだろう。

「理屈と膏薬はどこへでも付く」と言ったところか。自民党は随分と暇なようだ。

【参考記事】
8月11日「山の日」が祝日に、次は何の日が来る?(3月5日)

福井県が新しい祝日「ふるさとの日」を提案へ!(6月8日)

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