偽計業務妨害で逮捕、容疑は「リベリアに行った」との119番

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犯罪,逮捕,牢獄

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「電話を貸した」と容疑を否定

報道によると、埼玉県に住む24歳の男性が、偽計業務妨害の容疑で逮捕されたことが分かった。

この男性は、11日の午後6時半頃、携帯電話で119番通報をし、発熱などの症状を訴えると共に「リベリアに行ったかもしれない」などと申告した。

消防からの問い合わせにより、保健所などが男性の渡航履歴を確認したものの、男性はパスポートも持っておらず、渡航の事実は無かったことが確認された

保健所では職員が緊急出動し、病院などにも協力を要請したことなどから、通常業務の大きな妨げになったとして、男性の逮捕となった。

埼玉県警の取り調べに対し男性は、携帯電話は知人に貸したなどと主張し、容疑を否認しているとのこと。

これまでの事例

エボラ出血熱が疑われる事例として、日本国内で明らかになっているのは、リベリアから帰国した男性ジャーナリストが、10月27日に発熱を訴えたのが最初だ。

その後も、11月7日に来日したギニア人の女性らに発熱の症状が見られたものの、いずれもエボラ出血熱では無かったことが分かっている。

自己申告に頼る現状

日本では水際対策として、各空港でサーモグラフィーによる体温チェックを行っているものの、最終的には入国者や帰国者の自己申告に頼っている。

具体的な対策としては、空港内のポスターやアナウンスによる啓発に加え、各航空会社に機内アナウンスの依頼を行っているくらいだ。

死者は5160人

WHOの発表によると、12日時点でのエボラ出血熱による死者は5160人、感染者は1万4098人とのこと。

最初に感染が確認されたギニアや、その後、感染が拡大していたリベリアの被害が収まる気配を見せている一方で、シエラレオネやマリなどの周辺国の被害が拡大しているともある。

当初の発表では、年内の終息を目指すとしていたものの、この分では難しそうだ。

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