マックの焼け石には妖怪ウォッチ人気も水だった、売上前年割れがとうとう10か月連続に

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マクドナルド ファーストフード

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二桁マイナスは5か月連続

日本マクドナルドホールディングスが11月の月次売上高を発表、不振が続いていることが分かった。

11月の既存店売上高は、前年同月比で-12.3%で、前年割れは2月以降10か月連続、2桁のマイナスは7月以降5か月連続だ。

10月(前年同月比-17.3%)からマイナス幅は小さくなっているものの、同社では、前年同月と比較して土日休日が2日多かったことが原因と見ている。

妖怪ウォッチ人気も届かず

最近のマクドナルドで話題になったのが、11月7日から始まった妖怪ウォッチとのコラボキャンペーンだ。

キャンペーン開始から2週間でカレンダーが150万部以上の売上を記録し、同社が過去に持っていた「1年間で最も売れたカレンダー」の記録(2009年のポケモンカレンダー、約147万部)を更新、新たにギネス記録を申請する予定だ。

しかしマクドナルド全体からすると、この躍進も焼け石に水だったようだ。むしろキャンペーン以外の落ち込みが、よほどひどかったものと推測できてしまう結果だ。

苦戦は今年一杯?

報道によると、12月も前年同月比で-15%程度を見込んでいるものの、来年以降に新メニューの投入などで改善に努めるとしている。

足元では、11月18日から「グラコロ」「デミチーズグラコロ」を期間限定(12月中旬まで)販売、12月5日から「かにコロッケバーガー」を期間限定(1月上旬まで)販売すると共に、12月5日からハッピーセットに「マリオカート8」とコラボレーションしたおもちゃを展開している。

ただしいずれも既存メニューの改善程度であり、「これは!」と思えるようなインパクトは感じられない。年明けからメインメニューの新展開などが話題になってるが、具体的に売上の改善に結びつくかは不透明だ。

なまじ国内有数の店舗数を誇る外食企業の1つだけに、同社の不振が続くと、他の外食産業に与える影響も気になってくる。果たして巻き返しはできるのだろうか。

日本マクドナルドHD「月次レポート」

【参考記事】
前年割れの続く外食業界、マクドナルドに続き麺や牛丼も黄信号か(11月25日)

ついにポケモン超え!マックの「妖怪ウォッチカレンダー」が発売2週間でギネス記録を突破(11月27日)

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