広島の「まるか食品」がペヤングの「まるか食品」と間違われる

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まるか食品

まるか食品

菓子などを製造

インスタント焼きそば「ペヤング」に虫が混入していたとする問題で、広島県の食品企業「まるか食品」がホームページで告知を行っている。

ペヤングを製造しているのは群馬県の「まるか食品」だが、全国に同名の企業が少なからずあるようで、その1つとして広島県にも「まるか食品」が存在する。

広島のまるか食品は、イカなどを原料としたスナックやおつまみなどを作っている企業で、群馬のまるか食品とは何の関係もない。

しかし同名の上、どちらも食品を取り扱っていることから、何らかの影響があったようで、ホームページ「お願い」文を発表している。

丁寧な説明

文章は次の通り。

お客様へ「まるか食品株式会社」様についてお知らせいたします。
初冬の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は当社商品を御愛顧いただき御厚情のほど、心より御礼申し上げます。
さて、このたびテレビ等で報道がありました群馬県のぺヤング商品を製造販売されている「まるか食品株式会社」様につきまして、
当社は広島県でイカフライを主に製造しております同名の別会社でございますことをここにお知らせいたします。
今後とも、かわらず当社商品をご愛顧賜りますよう、何卒、よろしくお願いいたします。

実に丁寧に説明している。「ご愛顧」の言葉が、最初と最後に出てきており、何とか顧客や取引先に訴えようとする心情が伺える。

同名企業の風評被害

今回は全く同じ社名だが、不祥事を起こした企業と似たような名前の企業が影響を受けた例は多い。

やや古いところでは、1980年代に詐欺行為で事件になった「豊田商事」に対して、トヨタグループの総合商社である「豊田通商」が間違えられた。

また2006年頃、期限切れの原材料を使っていたことで問題になった「不二家」の事件では、福島県で洋菓子を製造していた「不二屋」食品が関連会社と誤解された。

広島のまるか食品に、どのような被害があったのかは不明だが、同社の存在が広く知られることになったとも言える。何とかこれを商機につなげて欲しいものだ。

またホームページでは通信販売を行っている。話のタネにでも、何か買ってみてはどうだろうか。

まるか食品「お客様へ『まるか食品株式会社』様についてお知らせいたします。」

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