東京都内で餅を喉に詰まらせて6人搬送、2人死亡

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餅

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正月の風物詩

朝日新聞の報道によると、東京都内で6人が餅を喉に詰まらせて病院に運ばれ、その内、2人が死亡したとのこと。

正月の風物詩である餅だが、今年も望ましくない活躍が続いているようだ。

1月、餅、高齢者

厚生労働省の発表によると、毎年9000人前後の人が不慮の窒息により死亡している。月別では、1月が1300~1400人と多く、次いで12月が1100人前後、2月が1000人くらいだ。

寒い時期には、心身の機能が衰えるため、飲み込む力が弱くなるのも一因だが、大きな原因は正月ならではの食べ物、餅にある。

さらに窒息死する大半は高齢者だ。先の搬送された6人も、50代2人、70代が2人、80代が2人で、死亡したのは70代と80代が1人ずつだ。

行政の努力にも限界が

消費者庁や消防庁では、餅への対応や応急手当の方法を呼び掛けているが、被害者が減らないところを見ると、浸透しているとは言い難いようだ。高齢世帯の増加や、高齢者の1人暮らしが増えている点も、対応が行き届かない原因だろう。

見方を変えれば、搬送された人は幸運だったのかもしれない。1人暮らしで誰にも気づかれないまま……なんてことがあっても不思議ではない。

東京消防庁「STOP!高齢者の『窒息・誤飲』」

消費者庁「高齢者の餅による窒息事故に気を付けて!」

【参考記事】
【知ってた】餅による窒息事故 9割は65歳以上と判明(2014年1月6日)

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