中高生が「朝の読書」で読んでいる本はKADOKAWAの圧勝、2014年度人気本調査

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全国の学校で行われている「朝の読書」

出版取次大手のトーハンが行っている朝の読書推進協議会が、平成26年度における人気本の調査結果を発表している。

「朝の読書」は、1988年、千葉県の私立高校で始まったもので、同社が支援する形となり、現在、全国の2万7879校(小学校1万6975校、中学校8685校、高校2219校)で行われているとのこと。

人気ランキング上位

小・中・高における人気ランキングの上位5位までは次の通り(順位表記は発表まま)。

【小学生】
1位:かいけつゾロリ(原ゆたか、ポプラ社)
2位:科学漫画サバイバルシリーズ(朝日新聞出版)
3位:学研まんがひみつシリーズ(学研)
4位:怪談レストラン(松谷みよこ責任編集、童心社)
4位:しずくちゃん(ぎぼりつこ、岩崎書店)
4位:一期一会(粟生こずえ、学研)
5位:冒険!発見!大迷路(原裕朗、ポプラ社)

【中学生】
1位:空想科学読本(柳田理科雄、KADOKAWA)
2位:図書館戦争シリーズ(有川浩、KADOKAWA)
2位:「ぼくら」シリーズ(宗田理、KADOKAWA、ポプラ社)
2位:カゲロウデイズ(じん[自然の敵P]、KADOKAWA)
3位:謎解きはディナーのあとで(東川篤哉、小学館)
4位:ハリーポッター(J.K.ローリング、静山社)
5位:ソードアートオンライン(川原礫、KADOKAWA)

【高校生】
1位:図書館戦争シリーズ(有川浩、KADOKAWA)
2位:ソードアートオンライン(川原礫、KADOKAWA)
2位:村上海賊の娘(和田竜、新潮社)
2位:永遠の0(百田尚樹、講談社、太田出版)
3位:カゲロウデイズ(じん[自然の敵P]、KADOKAWA)
4位:レインツリーの国World of delight(有川浩、新潮社)
5位:探偵ガリレオシリーズ(東野圭吾、文藝春秋)

漫画も読書に

かつてと比べると「読書」の内容が様変わりしているのが分かるだろう。

小学生では、2位や3位の他、15位に「小学館学習まんがシリーズ」、16位に「コミック版世界の伝記」と、漫画形式で様々な内容を学ぶことのできる「学習漫画」が入っている。もはや漫画も読書の内なのだろう。

その他で、目に付くところを挙げると、11位に「ハリーポッター」、12位に「はだしのゲン」がある。

中高生はKADOKAWAの1人勝ち

中学生と高校生で目に付くのは、ライトノベルと呼ばれるシリーズだ。

特に出版社ではKADOKAWAの圧勝で、中学生では22作中10作、高校生では22作中12作がKADOKAWAだった。

6位以下で目についたものを挙げると、中学生では、10位に「神様のカルテ」、14位に「黒子のバスケ Replace(ノベライズ版)」があった。

高校生では、11位に「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」、15位に「ケルト神話全書」があった。

トーハン「平成26年度『朝の読書』の人気本調査結果発表」

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