少年院の名前が変更に、ネットの意見は「ひまわり院」「ちびっこ刑務所」「珍団院」など

Text by

  • 5
法務省

県田勢

6月1日から改名

報道によると、特別少年院などの名称が6月1日から変わることが分かった。

現在、少年院は全国に52か所あり、年齢や状況によって「初等少年院」「中等少年院」「特別少年院」「医療少年院」の4つに分かれている。

ただし「特少(特別少年院の略)帰り」や「年少(少年院のこと)上がり」などの呼び方が、ある種の箔付けになったり、差別につながるとの意見もあることから、法務省が今回の改名を決定した。

「初等少年院」と「中等少年院」が「第1種少年院」に、「特別少年院」が「第2種少年院」に、「医療少年院」が「第3種少年院」となる。

「危険ドラッグ」「母さん助けて詐欺」も

こうした改名では、「危険ドラッグ」や「母さん助けて詐欺」が有名だ。

「危険ドラッグ」は、それまで「合法ドラッグ」や「脱法ドラッグ」などと呼ばれ、危険性の低いものと見なされる恐れがあったものを、警察庁が公募により決定した。

当初は「今一つ」のような見方が多かったものの、その後の報道などを見る限りでは、かなり定着しているようだ。

一方、定着しなかったのが「母さん助けて詐欺」だ。

「オレオレ詐欺」や「振り込め詐欺」などと呼ばれていたものが、手口の多様化によって、状況にそぐわなくなってきたとして、こちらも公募を行って決定した。しかしもはや消えかかっている。

ネットユーザーの意見は

今回の改名について、ネットユーザーの間では、「『特少』が『2少』に変わるだけ」のように、批判的な意見が多い。

それと同時に箔付けからかけ離れた新たなネーミングの書き込みがある。

ツイッターやインターネットの掲示板に書き込まれたものを、ある程度区分けして挙げてみよう。

【植物や動物の名前から】
アサガオ
ひまわり
チューリップ
ひよこ
うさぎさん
かめさん
ポンポコ

【幼さを思わせるもの】
こども刑務所
ちびっこ刑務所
オムツ
赤ちゃん

【珍走団(暴走族の新たな名称)からの類推か】
珍子院
珍団院

【単純に嫌がりそうな名前】
キモオタ
ごみステーション
ポンコツ一時預かり所
知恵遅れ改善院

【内容を重視した名前】
ふれあい院
反省園

確かに「ひまわり院帰り」や「オムツ院上がり」では、箔付けにならないだろう。

正式名称は「第1種」などでも良いとして、各地の少年院の愛称に、何か可愛らしい名前を付けてはどうだろうか。

法務省「新少年院法及び少年鑑別所法の施行について」

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking