歯のホワイトニングに注意喚起、ブリーチング(漂白)も簡単ではありません

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歯,歯磨き,デンタルケア

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自宅で行うブリーチング

東京くらしWEBが、歯のホワイトニング、特に「ブリーチング(漂白)」に対して注意喚起を行っている。

これによると、歯のホワイトニングを行う人が増えつつあるため、それに対する苦情や相談も増えているとのこと。

ブリーチングには、歯科医院などで行う「オフィスホワイトニング」と、歯科医の指導を受けて自宅で行う「ホームホワイトニング」がある。

前者は効果が早いものの通院が必要、後者は各自のペースで行えるが、効果が表れるのに日数がかかるとしている。

問題点と原因

トラブル事例として「まだらに白くなった」「歯がしみるし、白くならなかった」「翌日には元の色に戻った」を挙げており、原因として「説明不足」「生活習慣の違い」「白さへの主観の違い」などがあるとのこと。

ホームページを見ると、「オフィスホワイトニング」では効果を大きくアピールしているものが目立つが、あくまでの一例であることを理解すべきだろう。

また「ホームホワイトニング」では、「手軽」「簡単」などをうたっているが、マウスピースを1日2時間、半月以上装着することが求められるようだ。

その半月(以上)の間は、色の付きやすい食べ物や飲み物を制限する必要もあるとのこと。やはり事前の説明を、しっかり聞いておく必要があるだろう。

歯へのダメージが大きい手法も

日本歯科医師会が運営しているホームページ「テーマパーク8020」では、ホワイトニングについて、写真入りで詳しく説明している。ホワイトニングには、大きく分けて10通りの方法があるとのこと。

1.ブラッシング(歯磨き)・マウスウォッシュ(白くする効果のあるもの)
2.専門家による歯のクリーニング
3.歯のマニキュア
4.ブリーチング(漂白)
5.直接レジンラミネートベニア(歯の表面へのレジンの張り付け)
6.ポーセレンラミネートベニア(ポーセレンシェルの張り付け)
7.メタルボンドクラウン(陶材焼付鋳造冠)
8.オールセラミッククラウン(陶材被覆冠)
9.ポストクラウン(継続歯:継ぎ歯)
10.その他 むし歯や金属の詰め物を除去して白い材料で治す

手法の並びには意味があり、数字が大きくなるほど歯に与えるダメージが大きい(10は別枠)そうだ。

「ブリーチング(漂白)」ですら、4番目に当たることを知った人は多いのではないだろうか。

迷ったら相談窓口に

東京くらしWEBでは、アドバイスとして「歯科医院で十分な説明を受ける」「歯の色だけでなく、肌の色や全体のバランスを考えて必要性の有無を判断」 「疑問、不安に思ったら最寄りの消費生活センターへ相談」を挙げている。

この辺りのアドバイスは、レーシック、美容整形、歯列矯正のような医療相談、さらにはカラーコンタクト、タトゥーなどでも似たようなものだ。

美しくなりたいと思う気持ちはあると思うが、実現するにはそれなりのリスクがあると考えるべきだろう。

東京くらしWEB「歯のホワイトニング イメージとは違う?効果には個人差も」

日本歯科医師会ホームページ「テーマパーク8020 ホワイトニング」

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