幼児用リードに賛否両論、使い方で親の価値観が計れそう

Text by

  • 1
迷子ヒモ

flickr_Malingering

事故防止に有効

幼児用リードの使用について、インターネットで話題になっている。

きっかけとなったのは、朝日新聞の6月4日の記事「幼児用リード、じわり浸透 安心?それとも違和感?」で、都内在住の母子を紹介しつつ、徐々に使用者が増えていることを記している。

同時に、子供をつなぐことに対して賛否両論あることや、医師のコメントとして「すぐ親から離れて走り出す子には有効」を紹介している。

輸入品から国内生産に

記事に、「欧米では広く使われており、国内でもまずは輸入品が普及した。10年程前に国内メーカー数社が製造に乗り出した」とあるように、私の記憶では20年程前から販売されていた覚えがある。

当初、犬のリードのようにヒモだけだったものが、違和感が少ないように、子供の側にぬいぐるみを付けたものが登場した。

現在発売されているものには、以前と同様にヒモだけの商品もあるが、子供が背負ったリュックサックにつながったものや、翼を模したギミックにヒモをつけたものもあり、「迷子ヒモ」「迷子防止ハーネス」のような名前で販売されている。

相談サイトでも賛否両論

記事で賛否両論を掲載しているように、インターネットの掲示板やツイッターでも、賛成、反対の双方に分かれた書き込みが続いている。

ちなみに朝日新聞の記事以前にも、ヤフー知恵袋、大手小町、教えてgooなどの相談サイトには、「町でリードをつけた子供を見かけました」や「リードを使おうと思っているのですが」のような書き込みがあり、そこでも賛否両論が寄せられている。

賛成する人の意見は、「事故に備えて」「躾にも限界がある」「発達障害の子供を守る」などがあり、反対する人の意見には、見た目の悪さの他に、「手をつなげば十分」「躾をしっかりする」などを挙げている。

全体的に見た感じでは、「好奇心の強い時期に」や「発達障害なら」の条件付きながらも、使用に賛成と考える人が多いようだ。また「リードを使いつつ手をつなぐ」形を勧める人もいるように、使い方に一工夫あっても良さそうだ。

そうした意見の中に、「リードをつけただけで、子供に無関心な親」への批判もある。

つまり単にリードを使う使わないではなく、リードを含めた親の子供に対する姿勢こそが問題なのだろう。

朝日新聞の記事では、医師のコメントとして「親の価値観で決めればいい」とある。幼児用リードの使い方で、親の価値観を推し量ることができそうだ。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking