子供が病気の場合、身近な人よりもインターネットを頼る人が倍以上に

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身近な人よりインターネット

全国で調剤薬局などを展開する日本調剤が、子供の薬に関する調査結果を発表、インターネットで情報収集する親が少なくないことが分かった。

調査は、6月下旬、0歳~5歳の子供を持つ親1202人を対象に、子供の飲み薬に対する親の知識や理解を把握するために行った。

子供が体調を悪くした時の対処方法では、986人(82.0%)が医療機関の受診を選んでいる。2位以下は次の通り。

インターネットで情報を集める:115人(9.8%)
親・身内に相談する:38人(3.2%)
薬を購入する:30人(2.5%)
本などで調べる:19人(1.6%)
友人・知人に相談する:7人(0.6%)
その他:7人(0.6%)

医療機関の受診が圧倒的ながら、インターネットで情報収集をすると答えた人が1割程度いた。

身近な人に相談すると答えた人は、親・身内と友人・知人を合わせても45人なので、それらの倍以上だ。

もちろん受診する医療機関を選ぶ目的で、インターネットを使う人もいるだろう。

その意味でネットサイトにおける情報の累積が大きくなったと見ることもできるし、身近に頼れる人が少ないとの状況もありそうだ。

飲み薬を嫌がったら……

子供が飲み薬を嫌がった経験のある親は61.7%。1歳未満は44.2%ながら、1歳以上は、どの年齢も60%を超えている。

嫌がるのは散薬(粉薬)が84.2%と圧倒的で、飲ませる工夫では、ジュースなどに混ぜる(27.8%)、お薬ゼリーを使う(16.7%)、スポイトを使う(14.4%)など工夫をしている一方、「そのまま飲ませる」が57.7%と半数以上だ。

薬の飲み合わせを知らない親も

比較的知られているのが、高血圧の薬とグレープフルーツの飲み合わせだ。薬の作用が強まる働きがあるため、相当の時間差を空けて飲むことを勧めている。

こうした薬の飲み合わせを知らない親が19.2%、体重によって薬の量が異なることを知らない親が3.8%、大人の薬で代用したことのある親が3.6%となっている。

いずれも多くはない割合ながらも、子供のことを考えれば知っておくべきことだろう。

また薬が余った場合(複数回答可)、「捨てる」が49.8%だった反面、「保管しておく」が54.9%となった。

食べ物と同じように、薬にも期限があることや、先の「体重によって薬の量が異なる」を考えれば、「保管しておく」が危険なことは分かるはず。

子供の健康管理に苦労する親の姿が浮かび上がる一方、薬などに対する知識の不足も垣間見える調査結果となっている。

日本調剤「『子どもの薬に関する調査』を実施しました」

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