「確実にやせる」「若返り成功率98%」東京都がネット広告に398件の改善指示

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業界団体などに改善を要望

東京都が平成26年度におけるインターネット上の広告や表示に関して、398件の改善指示や指導を行ったことが分かった。

都生活文化局の発表によると、398件(336事業者)の内訳は次の通り(複数の違反があるため合計は一致しない)。

優良誤認のおそれ:256件
有利誤認のおそれ:270件
過大な景品類の提供のおそれ:7件

優良誤認は「確実にやせる」などの健康食品、化粧品、美容健康関連器具で、有利誤認は「今だけ割り引き」などの表示をした美容関連サービス、学習塾、各種教室で多かったようだ。

この結果を受けて、消費者庁に対しては監視や指導の強化と業界への働きかけを、業界団体などへは関係法令の遵守などを要望したとある。

具体的な例

資料に掲載した具体的な事例は次の通り。

【健康食品】
確実に痩せる痩身チュアブルタブレット
リバウンド件数0件という奇跡

【化粧品】
若返り成功率驚異の98%!!
シミ・シワ・廊下肌を完全修復!!

【健康器具】
5分握るだけで、自律神経のバランスを調整!
通販の申込購入によるお客様からの返品率0.01%以下!!

以上は、実際の物やサービスよりもはるかに優良と誤認させるとして、景品表示法で禁止している優良誤認の恐れがあると判断したとのこと。

【美容関連サービス及び学習塾】
今だけの期間限定!今月末まで
1月新入塾割引キャンペーン!入塾料無料

こちらは通常の取引などと比較して有利と思わせるとして、同じく景品表示法で禁止している有利誤認の恐れがあると判断したとのこと。

また景品表示法では、全ての購入者などに提供する総付景品告示で取引価格の20%以内と定められている

「過大な景品類の提供のおそれ」では、6090円の化粧品の購入者全員に同額(景品表示法では6090円の20%である1218円まで)の洗髪剤などをプレゼントすると表示していた事例を挙げている。

件数・事業者数は減少中だが

都による監視や指導は、平成21年度から開始した。件数の推移は次の通り。

平成21年:182件(136事業者)平成21年6月から22年3月までの10か月間
平成22年:302件(191事業者)
平成23年:582件(431事業者)
平成24年:499件(344事業者)
平成25年:443件(375事業者)
平成26年:398件(336事業者)

件数こそ平成23年度から3割ほど減っているものの、まだまだ多いと見るべきだろう。

東京都「インターネット上の不当表示等398件に改善指導」

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