新型ノロウィルスに注意、秋冬に流行する理由とは?

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牡蠣

足成

免疫がないため流行が拡大

国立感染症研究所などの調査によると、今年の秋から冬にかけて、新たな型のノロウィルスが流行する危険性があることがわかった。

NHKの報道によると、国立感染症研究所などのグループが、昨年10月から行った調査で、これまでのウィルスから変異した新たなウィルスが発見されたとのこと。

新たなウィルスに対しては、人が免疫を持たないことから、9年前に新たなウィルスが流行した時と同様に、大きな流行になる可能性があるとしている。

秋冬に流行する理由

食中毒は夏場のイメージがあるが、ノロウィルスが流行するのは秋から冬にかけてが多い。

厚生労働省のホームページでは、平成16年以降の流行状況を月次でグラフにしている。

ノロウィルス感染件数推移

厚生労働省

年によってばらつきはあるものの、11月から年を超えて春先までに多いことが分かるだろう。

秋から冬にかけてノロウィルスが流行する理由は次の通り。

・原因となることの多い二枚貝(特にカキ)を食べることが多い
・ノロウィルスが寒さに強い
・空気が乾燥しているためウィルスが飛散しやすい
・風邪などで抵抗力が落ちていることが多い

また年末年始の飲み会などで嘔吐した際の処置が不十分だと、そこからウィルスが飛散するとの指摘もある。

注意点は……

ノロウィルスは予防ができず、発症した場合も対処療法に留まる。そこで事前の注意が肝心だ。注意したいのは次の通り。

・生ものは避けて加熱する
・手洗いをきちんと行う
・調理器具・食器などをしっかり洗浄・殺菌する
・嘔吐物などの扱いには注意する

抵抗力の弱い子供や老人は、症状が重くなりがちだ。保護者は更なる注意が必要だろう。

厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」

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