ツタヤ図書館にNO!愛知県小牧市民は5万7333票中3万2352票が反対に

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高めの投票率

愛知県小牧市で、新図書館建設に対して賛否を問う住民投票が行われ、即日開票の結果、反対多数となったことが分かった。

同市の発表によると、市議会議員選挙と同時に行われた投票は、有権者数11万6624人に対して、投票者数5万8807人、投票率は50.42%だった。

平成23年10月の前回市議会議員選挙(47.11%)からやや増加。

また今年2月の小牧市長選挙(41.94%)、愛知県知事選挙(42.06%)、今年4月に統一地方選挙の1つとして行われた愛知県議会議員選挙(33.91%)から大きく投票率を伸ばしており、ある程度の注目を集めたようだ。

CCCが運営参加

同市の中心部に建設を計画している図書館は、建設費用約42億円で、2018年に開館予定。

ただし運営を委託されたのが、レンタルチェーン「TSUTAYA」などを全国で経営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)であることや、施設内容や運営形態が公共施設としての図書館にそぐわないとして、市民グループが住民投票の請求を訴えていた。

9月に行われた同市議会では、市民グループの案は否決したものの、議員から出された住民投票案を可決したことで、今回の住民投票に至った。

反対票が約56%

投票結果は、有効投票数5万7333票に対して、賛成は2万4981票、反対は3万2352票、無効が1427票で、反対票の割合は約56%。

投票結果に対する法的な拘束力はないため、これまで図書館計画を認めてきた同市議会や、賛成する立場を表明してきた山下史守朗小牧市長らの判断に委ねられることになる。

CCCが運営に関わる図書館は、佐賀県武雄市では購入した図書が、神奈川県海老名市でも購入した図書や分類方法が問題になっている。

また小牧市の他、宮城県多賀城市、山口県周南市などでも計画が進行中だ。さて他の自治体は、どのような判断をするのだろうか。

小牧市「現在の新図書館建設計画に関する住民投票」

【参考記事】
どうなる第二のツタヤ図書館、愛知県小牧市で住民投票の実施が決定(9月14日)
「大人のバンコク極楽ガイド」「タイバンコク夜遊び地図」CCCが海老名市図書館に納入(10月4日)

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