ボタン電池の誤飲に注意、都の実験で誤飲直後から反応開始を確認

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東京都生活文化局

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注意喚起に続いての再現実験

東京都生活文化局がボタン電池の誤飲に注意を呼び掛けている。

都では、子供がボタン電池を誤飲し重篤な事故が起きていることから、7月に注意喚起を行っていたが、再現実験結果を追加発表している。

これによると、誤飲直後から化学反応が起き、重大な事故につながる可能性があることが分かった。

使用後のボタン電池も注意

実験は、生理食塩水に浸した鶏肉とハムにボタン電池を接触させ、時間の経過とともに反応を観察したもの。

ボタン電池は、リチウム電池、アルカリ電池、酸化銀電池、空気亜鉛電池において4種類の未使用電池を使用。リチウム電池とアルカリ電池は使用済みのものでも実験している。

当然のことながら、それぞれに反応が起きているが、中でも一番反応が激しかったのは、未使用のリチウム電池だ。

資料によると、電池を鶏肉に置いた直後から反応が始まり、10分後の写真ではダメージがはっきりと確認できる。

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東京都生活文化局

2時間後にはさらにひどいことになっているのが分かる。

東京都生活文化局

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また未使用程ではないものの、使用済みのリチウム電池とアルカリ電池でも、ダメージが起きることが分かり、資料では「使用後のボタン電池等であっても『びらん』が発生する可能性があり、十分注意する必要がある」と明記している。

子供の手の届かないところに

調査では、パッケージに入ったままのボタン電池を、1~3歳までの乳幼児に自由に触らせ、パッケージを開けられるかのテストしている。

それによると、2歳1か月の女児が開封できたのを始め、2歳以上の子供になると、十分に開封できることが分かった。

むき出しのボタン電池はもちろんのこと、パッケージに入ったままでも危険性が高く、キラキラした電池に興味を引かれた乳幼児がパッケージを開封し、そのまま口に……となる可能性は大きい。

小さな子供のいる家庭では、重ね重ね保護者の注意が必要だ。

東京都くらしWEB「子供のボタン電池の誤飲に注意!~安全対策の検討に着手しました~」
【参考記事】
ボタン電池を飲み込むと何が起きる?瀕死の1歳児ギリギリで助かる(9月19日)

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