ドングリの誤飲に注意!丸ごとはもちろん、実の部分も気を付けて

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足成

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2014年度は26件の問い合わせ

日本中毒情報センターがドングリの誤飲に注意を呼び掛けている。

資料によると、2014年度におけるドングリの誤飲に対する問い合わせは26件。ここ10年ほどの推移を見ると、40件を超える年があったものの、近年は減少している。

日本中毒情報センター

日本中毒情報センター

「有毒成分を多く含むドングリをたくさん食べると中毒症状が出現する可能性」があるとのこと。

種類によるが……

参考資料の「有毒な木の実・草の実」を見ると、次のように書かれている。

・ドングリ(アラカシ、ウラジロガシ、シラカシ、イチイガシ、マテバシイ、スダジイ、コナラ、ミズナラ、クヌギなどブナ科植物の実の総称)
有毒成分:タンニン、quercitrin、quercitin。シイ類のドングリはタンニン含有率が低く、あく抜きをせずに火にあぶるだけで生食できる
中毒作用:消化管刺激作用
症状:腹痛、便秘、口渇、頻尿。重症例では血性下痢、頻脈、肝・腎障害
種類によるが、小児が1、2個食べる程度では異常のないことが多いので経過観察。大量に食べた場合、基本的処置、対症療法

レシピサイト「クックパッド」には、執筆時点で200種類以上の、ドングリレシピがある。

多くはドングリをかたどったおかずレシピで、材料にドングリを使ったレシピは1割くらい。それらの多くも、あく抜きをしており、問題は少ないと思えるものの、注意はした方が良いだろう。

丸ごとも注意

日本中毒情報センターの注意喚起から外れるが、子供がドングリを丸ごと飲み込んだ事例も少なからずある。

屋外はもちろんのこと、家庭内でも拾ってきたドングリを、乳幼児が口に入れてしまうのだとか。

外皮の固さもあって、消化されず便とともに排出される事例が多いものの、場合によっては途中で詰まる危険性もあるとのこと。

状況を見つつ、医療機関の受診を考えよう。

日本中毒情報センター「ドングリの誤飲に注意!」

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