過去6年で338件の事故、2件の死亡事例も!消費者庁が高齢者のやけどに注意喚起

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老人,困った

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冬に多い事故

やけどの事故が増える時期を迎えて、消費者庁が高齢者のやけどに対する注意喚起を行っている。

資料によると、平成21年9月から平成27年9月までに、65歳以上の高齢者がやけどを負った事件は338件発生。そのうち56件で入院し、2件が死亡に至ったとのこと。

特に暖房器具を使用する冬の時期に事故の発生が多いことから、今回、改めて注意喚起を行ったとある。

4つの注意パターン

事故の中で、暖房器具やカイロなどによる「低温やけど」(情報件数119件)、着ている衣料に火が燃え移る「着衣着火」(同20件)、「ストーブの上に置いたヤカンの熱湯を浴びる」(同13件)、うっかり高温の湯につかる「入浴の際のやけど」(11件)の4つを、特に高齢者に多いとして、注意を呼び掛けている。

意外なやけどの原因

資料を読むと、普通では気づきにくい原因があった。

着衣着火」で多そうなのは、料理で使うガスコンロと考えていたが、資料によると、最も多いのは仏壇のろうそくの火が8件、次いでガスコンロが6件とのこと。

考えてみると、着火ライターなどは、かなり改善されているものの、仏壇用のろうそく立てなどには、特に改善があるようには見えない。倒れにくいろうそく立てや、引火しにくい仕掛けなどは考えられないものだろうか。

ただ電気(電池)式の線香やろうそく灯りもあるので、安全性を考えて、高齢者世帯には積極的に導入しても良さそうだ。

ゆたんぽにも注意

資料の最後には、低温やけど対策として、ゆたんぽと使い捨てカイロの注意表示がまとめてある。

布団の中に入れて使う湯たんぽは、寝ている内に体の同じ部分に当たることなどで、使い捨てカイロでは肌に直接触れることなどで、低温やけどになる危険性が高いとのこと。

高齢者だけでなく、周囲の人も注意して欲しい。

消費者庁「高齢者のやけどに御注意ください!」

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