新潟県産コシヒカリのDNA検査結果発表、80点中11点で混ぜ物あり

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米

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前回は12%で混ぜ物あり

新潟県が県産コシヒカリと表示した市販米のDNA検査を発表、相変わらず一定割合で混ぜ物があることが分かった。

調査は、首都圏、関西圏の小売店やインターネットで「平成26年産・新潟県産コシヒカリ」として販売している80点の商品をDNA分析。

80点の内訳は、小売店が70点(スーパーマーケット52点、量販店6点、ドラッグストア6点、百貨店6点)、インターネット通販が10点。

8月に発表した第1回調査結果では、50点中6点(12.0%)で、コシヒカリ以外の品種が含まれていた。

今回は約14%で混ぜ物あり

今回の調査結果は次の通り。「その他」がコシヒカリ以外の品種だ。

【混ぜ物なし】69点
コシヒカリBL100%:49点(61.3%)
従来コシヒカリ100%:9点(11.3%)
コシヒカリBL+従来コシヒカリ:11点(13.8%)

【混ぜ物あり】11点
コシヒカリBL+その他:6点(7.5%)
従来コシヒカリ+その他:2点(2.5%)
コシヒカリBL+従来コシヒカリ+その他:3点(3.8%)

調査した80点の中で、コシヒカリ以外の米が混入している商品は11点(13.8%)で、前回調査より割合が微増した。

コシヒカリBLは新潟県産の証明

コシヒカリBLの「BL」とは「Blast Resistance Lines(いもち病抵抗性系統)」の略で、ボーイズラブとは無関係。

現在、新潟県内のみで生産されていることから、間違いなく新潟県産コシヒカリとの証明でもある。

従来コシヒカリは、コシヒカリであることは間違いないものの、産地まで特定できないことから、他県産が混じっている可能性が完全にゼロとは言えない。

商品名などは非公表

消費者としては、どの商品に「その他」が混じっていたかを知りたいところ。

しかし「必要に応じて追跡調査、関係機関への情報提供を行います」「偽装が強く疑われる商品については関係者の告発も視野に対応します」のようにあるだけで、具体的な商品名や販売店などは公表していない。

調査結果に対する信頼性や、業者や小売店との関わりもあるのだろうが、そろそろ消費者の方を向いた行政姿勢を示して欲しいものだ。

新潟県「新潟県産コシヒカリの平成27年度第2回DNA検査結果について」
【参考記事】
新潟県産コシヒカリの約1割で混ぜ物、「コシヒカリBL」100%の商品も約7割(8月26日)

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