IMDが世界人材ランキングを発表!日本は26位に浮上

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3つの分野を比較

スイスのビジネススクールIMD(国際経営開発研究所)が発表した「2015年世界人材レポート(IMD World Talent Report 2015)」によると、日本は26位にランクされたことが分かった。

この調査は、世界にある61の国や地域における人材の尺度を数値化し順位付けたもの。

教育費や健康管理などの「投資や育成」、生活費や居住性や私的権利などの「魅力」、国際経験や教育機関などの「準備要素」と、大きく3つの分野を比較している。

上位10か国は?

ランキング上位の10か国は次の通り。

スイス:100.0P(前回順位1位)
デンマーク:83.7P(2位)
ルクセンブルグ:78.6P(13位)
ノルウェイ:78.1P(10位)
オランダ:77.1P(7位)
フィンランド:76.4P(4位)
ドイツ:74.9P(3位)
カナダ:74.2P(8位)
ベルギー:73.8P(17位)
シンガポール:72.2P(16位)

アジアではシンガポールは10位に登場する。以下、主だった国は次の通り。

13位:オーストラリア:67.5P(前回順位19位)
14位:アメリカ:67.4P(12位)
21位:イギリス:61.0P(20位)
23位:台湾:53.4P(27位)
26位:日本:48.9P(28位)
30位:韓国:44.4P(40位)
40位:中国:33.9P(43位)
45位:ロシア:28.5P(53位)
52位:インド:19.7P(48位)

過去の順位は?

2005年に始まった調査を振り返ると、日本は2009年の23位が最高、2012年には41位まで落ちている。ただそれ以降、35位(2013年)→28位(2014年)→26位(今回)と持ち直している。

IMD World Talent Report 2015

IMD World Talent Report 2015

アジアの最上位は、ほぼシンガポールで、2008年には2位に、最も悪い年でも17位(2011年、2013年)だ。

ホーム(?)のスイスは、2006年(この年の1位はオーストリア)以外はすべて1位。それを知ると「ちょっとなぁ…」と思う人が出るかもしれない。

日本の良い点悪い点

日本は「投資や育成」が17位、「魅力」が15位と比較的高めながら、「準備要素」が49位と低い。

その中でもポイントが低いのは、「国際経験」(2.89P、61位)、「上級管理職」(3.23P、61位)、「言語能力」(2.86P、60位)などだ。

一朝一夕に、どうこうなるものでもないだろうが、いろいろ考えさせられる内容だ。

IMD World Talent Report 2015(英語)
(総合ランキングは6ページ、日本の詳細な内容は50ページ)

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