「死ぬまで描きたい」盛岡ピカデリーの看板職人(81)が描く“手描き映画看板”が味わい深い

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Twitter / @INUGAMI37564

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盛岡の映画館では、今でも手描き看板が掲出されているとTwitterで話題になっています。

この看板が見られるのは岩手県盛岡市にある映画館「盛岡ピカデリー」と「盛岡ルミエール1・2」。

大口真神(@INUGAMI37564)さんの投稿では、看板職人が手がけた「アイカツ」と「仮面ライダー」の看板が紹介されています。

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ツイートは1700以上リツイートされ、「すばらしい!」、「子どものとき、この職業つきたかった」、「すんごい昭和臭するけど、味あっていいかもしれん…」などのコメントが寄せられています。

手描き看板は一部のネットユーザーには有名で、以前にもプリキュアやデスノートの看板が話題になっていました。

Twitterでは看板が変わるごとに、看板についての感想などが投稿されています。

手がけているのは81歳の看板職人

手描き看板について「盛岡ピカデリー」に問い合わせたところ、支配人の中西栄三さんから「日活専属で、映画の看板を描く職人さんがひとりいるんですよ」と教えていただきました。

その職人さんは現在81歳の小笠原正治さん。「その人が描いてくれる間は手描き看板を続けたい」と中西さんはおっしゃっています。

連絡先を教えていただけたので、実際に看板を手がけている小笠原さんにお話をお伺いしました。

絵と映画が好きだったことがキッカケに

小笠原さんが看板を描く仕事を始められたのは昭和30年。「映画と絵が好きだっとこと」がこの仕事を始めたキッカケで、60年以上看板を描き続けているそうです。

「小さい時から絵を描くことが好きで、趣味が仕事になったんですよ」と小笠原さん。

現在ピカデリーに掲出されている看板の制作については、完成までに1週間程度の期間がかかっているそうです。

死ぬまで描きたい

思い入れがある作品を尋ねたところ、「裕次郎の作品ですね。当時は娯楽がなく映画館が賑わっていたんですよ」と教えていただきました。

また、何歳まで描きたいですか?という問いには「まだまだ、死ぬまで描きたいです」との力強い答えが。

素敵な看板を描いて、多くの人を喜ばせる小笠原さん。いつまでも元気でいていただきたいですね。

中西さん、小笠原さんありがとうございました。

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