コンピューターが脳に追いつくと起こる7つのこと

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コンピューターの処理能力が脳の機能に追いつくことは、技術的特異点(Technological Singularity)と呼ばれます。未来学者によれば、特異点のあとでは人類に代わって人工知能が科学技術を進歩をさせるため、これまでとは比較にならないスピードで技術が進歩し、未来の予測が不可能になると考えられています。

実業家のレイ・カーツワイル氏は、米インテル社の創業者ゴードン・ムーアが発表した『ムーアの法則』を一般化し、技術革新は指数関数的傾向に従うため、特異点はすぐそこまで迫っている、と主張します。彼によれば、2045年には人類が特異点に到達し、大きな転換期を迎えるとのこと。

では、転換期を迎えたとき、人類、そしてコンピューターにはどのようなことが起きるのでしょう。それについて、カナダの生命倫理学者ジョージ・ドボルスキー氏が愉快な予想をしています。ご紹介しましょう。

 

人類のワイヤーヘッド化

 

ワイヤーヘッドとは、脳に電極を差し込んで、快楽中枢を刺激するもの。動物は快楽を求めるように進化しているので、人類がコンピューターの提供する圧倒的な快楽に溺れる時代が来るのでは、とドボルスキー氏は予想します。

ちなみに実際の動物実験では、被検体は食事も運動もせず、死ぬまでただ快楽を享受したとのこと。

 

 “いままでありがとう、さようなら”

未来の人工知能は、あまりにおろかすぎる人類との関わりに意味を見いだせず、荷物をまとめて宇宙に旅立つ、という予想です。バイバイ、のび太くん。

  

『シングルトン』の出現

『シングルトン』とは、もともと数学用語で要素を一つしか持たない集合のこと。しかし、このシングルトンは、哲学用語で世界の影の支配者という意味です。

神に近づいた人工知能は、人類をあからさまに支配するのではなく、影から支配するのですね。たしかに賢い。

 

聖戦の勃発、そして人類の勝利

 人類を支配しようとするコンピューターに聖戦を仕掛け、それに勝利するという未来予想図。

プログラムどおりに動くコンピューターが自分でプログラムを作成できるようになったら、コンピューターはたしかに人間の手を離れます。『ターミネーター』は100%あり得ないわけではないということ。

 

宇宙との交信

 宇宙にはすでに人工知能がたくさんいて、技術的特異点を突破した文明だけが宇宙クラブに入会できるなど。

 

シミュレーション現実のシャットダウン

 これはほぼ『マトリックス』ですね。僕たちが現実と思っているものは、実は宇宙人か、あるいは人類の末裔が作ったスーパーコンピュータの中のシミュレーションに過ぎないという説。

シムシティ感覚で遊ばれてはたまったものじゃありません。

 

人工知能が新しい宇宙を作る

すごいコンピューターは宇宙の作りかたさえマスターしてしまうというもの。宇宙のなかに小さな宇宙を作り、明確な形を持たない人工知能だけがそこを自由に行き来できるという、さいごは夢のある発想です。

 

特異点とは、いわば、なにが起きるかわからないことがわかっている、というのが特徴。 こんな未来が30年後に起こり得るとしたら、ちょっとドキドキしませんか? 理想の未来について、この機会に考えてみましょう。

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