ブラック企業の代名詞は「ワタミ」がトップ、労働環境の悪さを批判する声が多数

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ノルドは5月2日、評判の良い企業と悪い企業を一般消費者に聞いた結果を公表した。全国の20歳以上の男女709人から回答を得た。同社が2009年に実施した調査結果と比較して見ていこう。

評判の悪い企業から見てみよう。一番評判の悪かった企業は「ワタミ」で13.8%だった。2位には「東京電力」が10.9%で入った。3位の「楽天」は3.0%で、1位と2位が他社を大きく引き離してのランクインとなった。

以下、「ソニー」(2.5%)、「ファーストリテイリング」(2.1%)、「JR北海道」(1.7%)などが上位を占める。最近起こした不祥事などが評価の悪さに起因しているようだ。

ワタミを選んだ理由は何か。主な自由回答を抜粋してみると、「ブラック企業として度々名前が挙がる」、「就労環境が悪くブラック企業と言われているから」、「ブラック企業の代名詞。会長が議員になったが何もかわっていない」など、「ブラック」という言葉が連発されている。ワタミ=ブラック企業というイメージが定着しているようだ。

東京電力を選んだ理由には、「原発事故の対応の悪さ」、「原発の処理が進んでいないから」、「隠ぺい体質」などが挙げられた。

なお、2009年の評判の悪い企業1位は「トヨタ自動車」で11.3%だった。

評判の良さ1位は「トヨタ自動車」

では評判の良い企業はどこだろう。1位は「トヨタ自動車」で19.9%を占めた。2009年のときには評判の悪い企業として1位になったが、評判は見事に反転している。

2位には「ファーストリテイリング」(3.5%)、3位には「ソフトバンク」(3.4%)が入った。1位と2位は16.4%もの差が開いている。トヨタ自動車の評価が非常に高いことが分かる。

トヨタ自動車を選んだ理由は主に、世界No.1の自動車販売台数や売上回復などの業績が好調な点を評価する声が多かった。ファーストリテイリングの場合、パートやアルバイトを正社員にするといった労働面での待遇改善を評価する声が多い。

なお、2009年時も評判の良さは「ファーストリテイリング」と「トヨタ自動車」が1位2位を占めていた。

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