母の愛が子どもの脳の大きさを左右すると判明!!2歳までに適切な愛情を受けられないと、脳が正常に機能しなくなるらしい

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flickr_artklinikken

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育った環境や家族との関係が、その後の人生に何らかの影響を及ぼすことはよく知られている。しかし神経学者によると、幼い頃に母親の愛情を適切に受けて育ったかどうかによって、子どもの脳のサイズが大きく左右されてしまうそうだ。

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上の画像は共に、3歳児の脳をスキャンしたもの。誰がどう見ても、左が大きく、右は小さい。実はこれ、左が正常な3歳児の脳で、右は母親に育児放棄をされ、虐待を受けた子どものものだそう。英Sunday Telegraphによると、左の脳の子どもは、右の子どもと比べてより賢く、社会的スキルも高くなる可能性が大きいとか。一方、右の脳は、最も基礎的なエリアの成長が著しく欠けているため、このまま大人になるとドラッグ中毒になったり、暴力的な犯罪に手を染めたり、失業する確率が極めて高いという。

「2歳までにどう育てられるかが、その後の成長・発達に多大な影響を与える」と語るUCLAのAllan Schore教授。同教授によれば、生後2年の間に母親から適切な愛情を受けられないと、知能を含む脳の重要な機能の遺伝子が正常に働かなくなってしまうそう。しかもそれは、2歳を過ぎていくらケアをしても、一生取り戻せないダメージなのだという。

また、こうした虐待を受けた子どもは、大人になってから同じ行為を自らの子どもにしてしまうケースが多く、負のサイクルからなかなか抜け出せなくなってしまう。ただし、過去に行われた米の研究では、早い段階で周りの家族や友人、公的機関などによる仲裁、そして支えがあることで、このサイクルを打破できることもわかっている。

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