世界初!! HIV感染で生まれた赤ちゃんの治癒に成功:アメリカ

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米ジョージア州アトランタで開催された2013年レトロウィルスと日和見感染症会議で、世界で初めて、HIVに感染して生まれた赤ちゃんの治癒に成功したことが発表された。

ミシシッピ州在住で、現在2歳半になるこの赤ちゃんは、AIDSを引き起こすHIVに生まれたときから感染していた。治療にあたったジョンズ・ホプキンス小児センターのチームは、同赤ちゃんへの抗レトロウィルス薬投与を生後30時間以内に開始。その後、体内のウィルス数は減っていき、生後29日目には検出されなくなったそう。薬の投与は1歳半の時点で中止したが、それから1年経った今も血液検査では陽性反応は出ていないという。ジョンズ・ホプキンス小児センターの医師らによれば、生後30時間内という早い段階での抗ウィルス療法が功を奏したとのことだ。

同医療チームは、今後も経過を見守る必要があり、「完治した」と断言するのはまだ早いとしているが、今回の治癒により、アフリカなどで毎日のように生まれるHIVに感染した赤ちゃんたちへ一筋の光が照らされたことは間違いない。

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