東京農工大学が“匂いの出るディスプレイ”を開発した件

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昨日のエイプリルフールで、Googleの検索画面に「Nose」という項目が現れたのを目撃した人は多いだろう。残念ながら、匂いが検索できるシステムが実現化されるのはもう少し先のこととなりそうだが、パソコンの画面から香りが発生する技術の実用化は、あと一歩のところまで来ている。

東京農工大学の研究チームが開発したのは、ディスプレイに映し出されたモノの匂いが実際に画面から発生する装置。つまり、画面上に桃やリンゴなどの画像が現れればその香りが漂い、濡れた犬が映し出されればその匂いがするというわけだ。香りは、ディスプレイの4つ角に仕込まれたジェル状のペレット剤から発生し、これが同じく四隅に備えられたファンによってディスプレイの表面を漂うため、画面が匂っているように感じるのだという。また、ファンの方向によって匂いの位置も移動できるので、例えば薔薇の画像が右上に表示されれば、画面上のその箇所から匂いがするようコントロールできるらしい。

匂いの出るディスプレイを開発した松倉悠氏は、同技術をCMや博物館などに応用したい考えだとか。TV画面から香りが発生するCMが流れるようになる日は、もうそこまで来ているようだ。

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