世界一危険な国はベネズエラ!国民の74%が「夜は1人じゃ出歩けない」と感じていると判明

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日本も最近物騒になったと言われるが、それでもまだ、夜中に女性1人で歩けるほど安全な国は世界には少ない。米ギャラップが134カ国を対象におこなった調査では、3分の2以上の国が日本と同様に“安全”とされたが、逆に、「危険だから1人では夜は外に出られない」とした国民が50%をきった国も31カ国あったという。

では、世界で1番危険な国はどこなのか。前述のギャラップの調査を元に24/7 Wall St.が導き出した、最も治安が悪い国ワースト10は以下のようになった。

ワースト10 ボリビア
夜危険を感じる率:58% 
平均余命:66.6歳
国民1人あたりのGDP:5099ドル

ワースト9 ウガンダ
夜危険を感じる率:59% 
平均余命:54.1歳
国民1人あたりのGDP:1415ドル

ワースト8 アフガニスタン
夜危険を感じる率:59% 
平均余命:48.3歳
国民1人あたりのGDP:1054ドル 

ワースト7 マダガスカル
夜危険を感じる率:60% 
平均余命:66.7歳
国民1人あたりのGDP:955ドル

ワースト6 ドミニカ共和国
夜危険を感じる率:60% 
平均余命:73.4歳
国民1人あたりのGDP:9646ドル 

ワースト5 ガボン
夜危険を感じる率:62% 
平均余命:83.5歳
国民1人あたりのGDP:16548ドル 

ワースト4 ボツワナ
夜危険を感じる率:65% 
平均余命:53.0歳
国民1人あたりのGDP:16820ドル 

ワースト3 チャド
夜危険を感じる率:67% 
平均余命:49.5歳
国民1人あたりのGDP:1924ドル 

ワースト2 南アフリカ共和国
夜危険を感じる率:73% 
平均余命:52.1歳
国民1人あたりのGDP:11375ドル 

ワースト1 ベネズエラ
夜危険を感じる率:74% 
平均余命:74.1歳
国民1人あたりのGDP:13616ドル 

国民が「安全ではない」と感じる背景には、内戦や政治的抑圧などがある。タリバンやアルカイダと政府との攻防戦が続くアフガニスタンはその代表的存在だ。また、マダガスカルやガボンも、先の政権交代以降敵対グループとの間で緊張状態が続いている。

一方で、ボツワナや南アフリカ共和国のように政治が安定している国でも、安全面に不安を抱える国民は多い。ギャラップのリサーチアナリスト、スティーブ・クラブツリー氏曰く、経済的に急成長を遂げている国は収入格差が広がっているため、その不満感から犯罪発生率が上がり、治安が悪くなったと考えられるとか。

なお、危険な国ワースト1となったベネズエラでは“エクスプレス誘拐”なるものが流行っており、身代金を目的とした簡易的な誘拐が毎日のように起こっているとか。また米国務省によれば、強盗や海賊行為、殺人なども頻繁に発生しており、2010年は10万人中48人、2011年は10万人中67人が殺人の被害に遭ったと推定されるという。

ちなみにギャラップの調査によると、夜道を歩くのに全く抵抗がない“治安の良い国”ナンバー1はカタールで、92%の国民が「安全だ」と感じているそう。日本は27位で、夜でも平気で歩けるとした人は77%だった。

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