貧乏人は頭が悪い!?「経済的な苦悩がIQを低下させる」との研究結果

2013年08月30日 12時00分

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毎月の収入が少ないと、生活が厳しくなるだけでなく頭も悪くなってしまうことがハーバード大学の研究により明らかになった。

同大学の経済学者Sendhil Mullainathan教授の研究によると、経済的な困難は、低所得者のIQを下げる原因になっているそう。研究では、金銭面での悩みを抱えた状態だと、IQが通常より13ポイント低下することがわかったとか。そのため判断力が鈍り、さらに借金を増やしてしまうなど間違った選択をして、負のスパイラルにはまってしまうのだという。しかし、同研究では一旦金銭的な負担がなくなるとIQも元に戻ることが判明したといい、「IQが低いから貧乏になるのではなく、貧乏だからIQが低くなる」のだと言えるそうだ。

収入の低さがIQ低下を引き起こす理由としては、お金の面での悩みで頭がいっぱいになってしまい、脳の“有効容量”が小さくなるためだと考えられるとか。この現象は、データを詰め込みすぎて動きが遅くなってしまったコンピューターに似ており、「コンピューターが遅いわけではなくてただ容量がオーバーしているだけ。データを削除すれば通常の状態に戻る」とMullainathan教授は語っている。

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