賞味期限切れの食品を格安で販売するスーパーマーケットが来年アメリカでオープン

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flickr_Lars Plougmann

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増え続ける食品廃棄物による環境問題は、先進国にとっての大きな課題。そこで、米スーパーマーケットチェーン「Trader Joe’s」の元社長ダグ・ラウチ氏が、この食品ロスの削減を目的とした新たなスーパー「Daily Table」の展開を来年からスタートする。

2014年にマサチューセッツ州ドーチェスターにオープン予定のこのスーパーは、賞味期限が少し過ぎているものの、まだ安全に食べられる・飲める商品を破格で提供するというコンセプト。アメリカでは、年間約40%もの食料品がまだ食べられる状態であるにも関わらず廃棄されており、その主な理由は、消費者が賞味期限や消費期限、品質保持期限などの“期限”に惑わされるためだと考えられている。そこでラウチ氏は、この40%の食料品を本当に必要としている人たちにどうにかして供給したいと考え、今回のスーパーのアイデアを思いついたという。

ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)の取材に、「Daily Tableは、スーパーなどが賞味期限切れで捨ててしまう食品や、店頭に並ぶには見た目が悪いなどの理由で農家に廃棄されてしまう野菜や果物をリーズナブルな価格で販売し、消費者に賞味期限に対する正しい知識を学んでもらうことを目的としている。Daily Tableだけで食品ロスを削減できるとは思わないが、1つの足がかりになれれば」と答えたラウチ氏。なお、店の形態はスーパーとレストランが合体したようなスタイルになるそうだ。

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