悪夢を見る人は心臓が悪い!?“夢”でわかる健康状態を徹底解明

2013年10月16日 17時30分

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「○○な夢を見ると○○が起こる」など、眠っている間に見る“夢”についてはまだまだ謎なことが多い。しかし、科学者らの見解によれば、こうした“夢”は未来の予知ではなく自分の健康状態を表している可能性が濃厚だとか。そこで今日は、夢が暗示する本当の意味を科学的な視点からご紹介する。

1. 悪夢

考えられる原因:心臓の異常、睡眠不足

『Netherlands Journal of Medicine』の研究によれば、6000人を対象とした調査の結果、悪夢と心臓病の関連性が明らかになったとか。同調査では、不整脈の人は悪夢を見る確率が3倍、胸部痛は7倍になることがわかったそう。理由は、こういった症状により呼吸が乱れ、脳の酸素量が減るためだと考えられる。

また、極度の睡眠不足により、脳は起きているのに体が寝ているいわゆる金縛りの状態を経験することもあり、恐怖体験をしたと感じる人もいる。

2. 一晩でたくさん夢を見る

考えられる原因:就寝中の気温が寒すぎるまたは暑すぎる、睡眠不足

寝ている間の室温が寒すぎたり暑すぎたりすると、たくさん夢を見る原因となる。理由は、睡眠中に何度も起きてしまい、その都度夢を覚えているため。専門家によれば、快眠に最適な室温は18度とのこと。

また、睡眠不足が続くと本来見るはずだった夢が溜まってしまい、週末の寝溜めのときなどに通常よりもたくさんの夢を見る傾向があるという。

3. 襲われる夢

考えられる原因:アルツハイマー病、パーキンソン病

襲われたり、追いかけられたりするような緊迫感のある夢は、脳神経の病気であるアルツハイマーやパーキンソンにかかる危険性アリ。また、睡眠中に体をバタバタさせたりする人は、夢の中の行動に体がつられないよう制御する脳のスイッチがダメージを受けている“レム睡眠行動障害”という病気で、10年以内に記憶力の低下などといった認知症の初期症状が表れる可能性がある。

4. 起こされる夢

考えられる原因:脂肪分の多い食事を食べた、肥満気味

脂肪分たっぷりの食事は胃の中に長く残るため、胃と食道の間にある弁の負担となり、胃酸が逆流して胸焼けなどを引き起こす。こういった症状は通常眠りに落ちてすぐのときに発生するため、夜中に目が覚める原因に。また、胃酸の逆流は体内に余分な脂肪を溜め込んでいる肥満の人によく起きるため、太っている人は眠っているときに頻繁に目が覚めやすい。

5. よく覚えている、または奇妙な夢

考えられる原因:お酒、更年期

お酒をたくさん飲んでから眠ると、奇妙な夢を見たり、目覚めてからもやたらと鮮明に夢の内容を覚えていたりする。これは、朝方にかけてアルコールが抜け始め、それに伴って脳から化学物質が分泌されることが影響しているそう。また、ホルモンバランスの変化によって、閉経前後の女性もこういった夢を見やすくなるという。

6. エッチな夢

考えられる原因:創造力の増大

エッチな夢は、年代を問わずすべての人が見るもの。しかし、年をとると共にその頻度は増し、特に60代になるとよく見るようになるらしい。心理学者のイアン・ウォレース氏によれば、ほとんどの人にとって夢の内容と実際の性生活は全く関係がないそうだが、創造力が増しているときなどはセックス関連の夢を頻繁に見るようになるとか。退職して新たな夢を見つけたりした高齢者がこういった夢をみやすくなるのはそのため。

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