うつ病の人は老化が早い!? 症状が重ければ重いほど細胞の衰えが速まる可能性が明らかに

Text by

  • 3
Shutterstock

Shutterstock

うつ状態の人は、正常な人よりも細胞の老化速度が速いことが新たな研究により明らかになった。

Molecular Psychiatry誌に掲載された同研究によると、うつ病患者を含む2400人の被験者の血液を分析したところ、うつ病の人のテロメアは、幸せな人と比べて著しく短いことがわかったそう。テロメアは染色体の末端部にある構造で、遺伝子をダメージから守るためにあるもの。細胞が分裂するごとに短くなっていき、この長さから老化の速度や寿命などがわかるとされている。同研究によれば、被験者の中で最もうつの症状が重い人ほどテロメアが短かったという。

研究をおこなったオランダ・アムステルダム自由大学メディカル・センターのJosine Verhoeven女史は、「今回の研究で、感情的にストレスの多い状態が身体をも蝕み、老化を促進させてしまうことがわかった」とコメント。うつによる老化の進行が有害かどうかはまだ明らかではないそうで、今後は、短くなってしまったテロメアを再生する方法について研究を進めていきたいとしている。

≪関連記事≫

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking