ビデオゲームと子どもの行動問題はなんら関係がないことが大規模調査により明らかに:イギリス

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flickr_Sidaho

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これまで、子どもの発育や教育に悪影響があるとされてきたビデオゲーム。しかし、このほどイギリスで1万1000人の子どもの母親を対象におこなわれた大規模な調査により、少なくともメンタルや行動面に関しては、ビデオゲームが特別悪い影響を与える可能性はないことが明らかになった。

イギリスのミレニアム・コホート研究の一環として、グラスゴー大学が実施した同調査では、テレビ観賞やビデオゲームなどの娯楽が子どもの心理的な発達にどのように作用するかを分析。その結果、5歳の子どもがテレビやビデオゲームなどにさらされることにより行動や注意力、感情などの問題を引き起こすリスクは、性別を問わずほぼないことがわかったとか。ただしテレビ鑑賞に限っては、5歳の時点で1日3時間以上観ていると、5~7歳になったときに行動問題を引き起こす確率が微妙に高まる可能性が明らかに。つまり、同じ時間を過ごすなら、ボーッとテレビを観ているよりも、少なからず頭を使うゲームをしている方が子どもには害がないということのようだ。

過去の調査でも、ビデオゲームをやることにより問題解決力がアップしたり、失敗することの大切さを学んだりでき、実生活が豊かになるとの結果が発表されている。ゲームの種類などは年齢により適するものやそうでないものがあるだろうが、一概に“ゲーム=発育に悪い”と決めつけるべきではないのかもしれない。

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