エナジードリンクが心機能に影響を及ぼす恐れが明らかに:独ボン大学

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flickr_Cannabisenergydrink

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これまでにもイロリオでは、エナジードリンクが健康に及ぼす悪影響について何度かお伝えしてきたが、このほど新たな調査により、こういったドリンクを飲むことにより、心臓のリズムに異常をもたらす可能性があることが明らかになった。

ドイツのボン大学がおこなった同調査によると、健康的な成人が、カフェインやタウリンを大量に含んだエナジードリンクを摂取すると、その1時間後に心臓の収縮率が著しく高まることがわかったそう。実験では、平均年齢27.5歳の被験者18人の心臓をMRIでスキャンし、エナジードリンク(カフェイン32mg/100ml、タウリン400mg/100ml)を飲む前と飲んだ後の様子を見比べたとか。すると、エナジードリンクを飲んだ後の心臓は、酸素で満たされた血液を大動脈に送って全身に循環させる左心室の最大張力がかなり高まっていることが確認できたという。エナジードリンクが心機能にもたらす影響が明らかになったのは、今回が初めて。

調査を率いたJonas Dorner氏によれば、レッドブルやモンスターエナジー、ロックスターなどのエナジードリンクは、コーヒーやコーラなどの3倍のカフェインが含まれているとか。カフェインの多量摂取は心拍数や血圧の上昇、動悸、発作の原因となり最悪の場合死に至ることもあるため、エナジードリンクによる長期的なリスクが明らかになるまでは、子どもや不整脈をもつ人などは摂取を控えた方がいいとしている。

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