カフェインを飲むとテロメアが短くなり、早死にするリスクが高まる可能性が明らかに:テルアビブ大学

2013年12月09日 16時00分

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コーヒーとビール、どちらが健康に良いかと訊かれたら、ほとんどの人が「コーヒー」と答えるのではないだろうか。ところがこのほど新たな研究により、コーヒーよりもビールを飲んだ方が長生きできる可能性が明らかになった。

一見なんとも疑わしい研究を発表したのは、イスラエル・テルアビブ大学の研究チーム。彼らによれば、コーヒーに含まれるカフェインは人の寿命を決定するテロメアを短くしてしまうが、アルコールは逆に伸ばす作用があることがわかったそう。テロメアは、年を重ねるごとに縮小していくものだが、病気や心的ストレスなどでも短くなり、若死にのリスクを高めてしまう。研究では、異なる遺伝子を不活性化させたイースト細胞の種族6000種ほどをスキャンし、それぞれに含まれるテロメアの遺伝子検査を実施。その結果、カフェインはわずか微量でもテロメアの長さに影響を及ぼすことが明らかになったが、アルコールや酢酸は、テロメアを引き延ばす効果があると判明したという。

研究をおこなったMartin Kupiec教授は、「今回の研究では、どういった環境要因がテロメアの長さに変化をもたらすのかが初めて明らかになった。この研究が、将来的にはヒトの病気の予防や治療にも役立つことだろう」と語っている。

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