授乳期間が長い子どもほど5歳のときの学力が高いとの研究結果:オックスフォード大学

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母乳での子育てが、ママにも子どもにもイイコトずくめなのはご存じだろう。これまでの研究では、母乳で育った赤ちゃんはADHDになるリスクが低いことや、出世する確率が高いことなどがわかっていた。そんな中今度は、母乳を飲んでいた子どもは、粉ミルク派だった子どもよりも5歳になったときの学力が高いことが判明。しかも、授乳期間が長いほどデキる子になる傾向があったという。

英オックスフォード大学のNational Perinatal Epidemiology Unitがイギリスに住む5489人の子どもを対象におこなった同調査。子どもたちが生後9カ月のときに母親に授乳の習慣をインタビューしたところ、全体の3分の2の子どもが母乳を飲んだことがあり、そのうちの32%は母乳&粉ミルクを4カ月以上、16%は母乳のみを4カ月以上飲んでいた。調査では、これらの子どもたちが幼稚園を卒園するときの学力の状態を測定。その結果、母乳歴が4カ月以上の子どもで年齢相応の学力があるとされたのは60%と最も多く、次いで母乳歴2~4カ月が56%、2カ月以下が49%、母乳を飲んだことがない子どもは37%と、母乳を飲んでいた期間の長さによって学力が異なることが明らかになったという。

研究者らによると、母乳で育った子どもが頭がよくなる理由は、母乳に含まれる脂肪酸が認知発達を助けるためだと考えられるそう。一方で、母乳を飲まなかった子どもは感染症に弱いため、発達が遅れる可能性があるとか。同研究結果は、Maternal and Child Nutrition誌に掲載されている。

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