直射日光を見ると気分が攻撃的になる!?:研究結果

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顔の表情と気分はお互いにリンクしており、悲しいときに無理にでも笑顔をつくることで不思議と気持ちが明るくなったりする。その逆もしかりで、怒った顔をしていると気分までイライラしてくるなんて言われるが、新たな研究によれば、例え太陽の光が眩しくて顔をしかめただけでも攻撃的な気持ちになる可能性があることが明らかになった。

Cognition & Emotion誌に掲載された研究によると、約300人の被験者を対象におこなった実験の結果、直射日光など激しい光にさらされて顔をしかめると、暴力的な感情が生まれることがわかったそう。同研究では、被験者を年齢やサングラス着用など8つの要素別に37人ずつのグループに分け、太陽が降り注ぐビーチにて実験を実施。それぞれの被験者には、太陽を正面にして、もしくは太陽に背を向けて歩くよう指示し、その後怒りの度合いを測定する質問に答えてもらった。その結果、サングラスなど光を遮るようなアイテムを一切使用せず、顔をしかめながら太陽に向かって歩いた被験者は、ほかの被験者よりも攻撃性や暴力性のレベルが高いことが明らかに。ただし、これらの被験者のほとんどは、自分の感情の変化には気づいていなかったという。

研究をおこなったDaniele Marzoli氏らによれば、攻撃的な気持ちは、太陽が直接目に差し込むことによるイラ立ちが引き金となって発生したと考えられるそう。この時期晴れた日は、午後になると西日が強く自然と顔をしかめがちになるが、そんなときは、サングラスをかけるなどして無意味にイライラしないよう心がけてほしい。

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