掻きたいけど掻けない…!! そんなときは鏡を見て自分を騙すと痒みが治まる!?

Text by

  • 6
123RF

123RF

空気が乾燥するこの時期、掻いてはいけないとわかっていても、体のあちらこちらが痒くて痒くてたまらなくなるという人も多いだろう。保湿クリームや痒み止めの薬など対処法はいろいろあるが、お金や副作用を気にせず早く痒みを鎮静させるためには、鏡を見ればいいという。

独リューベック大学のChristoph Helmchen氏らがおこなった研究によると、我々の脳は騙されやすく、鏡を見ながら痒い場所とは違う部位を掻くことで、簡単に痒みが治まったと偽ることができるそう。実験では、26人の男性被験者の右腕に痒みを誘発させるヒスタミンを注射。左の腕にも注射痕を真似た赤い印を描いて脳を欺き、鏡に映った左腕を掻いたところ、痒みが緩和したという。

鏡による痒みの鎮静効果は、実際に痒い箇所をひっかく行為と比べると25%ほどとのこと。とはいえ研究者らは、「今回の研究は、体からの信号と視覚信号の間でミスマッチが起きた場合、脳へのメッセージが上書きできることを示しており、皮膚病による慢性的な痒みの代替療法となる可能性がある」と語っている。

▼鏡は腕と腕の間に垂直に立てて、あたかも右腕を掻いているかのように脳に信じ込ませるのがコツとのこと。

Plos One

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking