家具や壁にこびりついたタバコの“ヤニ”は副流煙よりも危険!?

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タバコは、例え自分が吸っていなくても受動喫煙によって健康被害をもたらす。

特に幼い子どものいる家庭などでは、子どもの前で吸わないようにしたり、換気をしたりとなんらかの対処をしているのでは。しかし、煙さえ吸わなければ大丈夫なのか?といえば、実はそうでもないらしい。

新たな調査により、タバコを消した後の残留物からなる三次喫煙(サードハンドスモーク)は、小さな子どもにとって受動喫煙よりも悪影響を及ぼす危険性があることが明らかになった。

がんや遺伝子変異の原因に?

米ローレンス・バークレー国立研究所のBo Hang氏らがおこなった研究によると、タバコの煙に含まれる4000もの成分のほとんどが火を消した後も室内に残り続けるそうで、これらの成分がオゾンや窒素といった空気中の汚染物質に触れると新たな有毒物質(NNA)をつくり出すとか。

このNNAは、室内にある壁や床はもちろん家具や子どものおもちゃなどにも付着し、そこから体内に侵入。NNAは1度体内に入るとDNAにくっつき、がんの原因となる化学物質を形成したり、遺伝子の突然変異を引き起こしたりする可能性があるという。

幼い子どもは特に注意

「ハイハイで床を触ったり、おもちゃを口に入れたりする幼い子どもは特に危険」とHang氏。子どもの健康のためには、室内での喫煙を控えると共に、タバコの煙に触れたソファやカーペット、カーテンなどを洗濯したり、こまめに掃除機をかけるなどするといいと同氏はアドバイスしている。

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